手塚治虫は天才だがアメリカで受け入れられなかった話【DAY15】

※この歴史編纂はLiberという国を☆、♧、〇の3人で立ち上げてからの軌跡を記したものである。詳しくはLiber用語及び中の人たちを参照。

2021年5月某日、国家戦略会議「ユグドラシル」開催。

話題は鬱アニメから手塚治虫になった。

☆「今日、俺、どろろ見てたんだよ。」

♧「どろろって新しいやつ?」

☆「新しいやつ?」

♧「映像、きれいだったろ?」

☆「きれいだったね、普通だった。」

♧「じゃあ、たぶん、そうだよ。そのどろろって、手塚治虫のどろろなの?」

☆「そうだよ。…意外にさ、手塚治虫の最後ってさ、盛り上げりにかけるよね。」

♧「うーん、なんだろうね、手塚治虫って、変なところリアルだからな。」

☆「ああ~。」

♧「間違いなく天才だと思うけどね。」

☆「現実的?」

♧「うん、現実になる部分が、ちょっとあると思う。」

☆「などほど、だから、振り切れないのか。」

♧「そう、まったく、そういうの関係ない作品も描いてるけど。」

☆「何?」

♧「火の鳥とか、現実とか、まったく関係ないじゃん。そうなっちゃうと、って話だけど、鉄腕アトムみたいな未来は来てないわけだしさ。」

☆「そうか?」

♧「そうじゃない?鉄腕アトムみたいな世界、まだ来てないよ、さすがに。」

☆「そうか。」

♧「鉄腕アトムなんて、日本で大ヒットしたあと、アメリカに持っていったら、断れたからね。」

☆「叩かれた?」

♧「めっちゃ叩かれたぜ、アメリカで。」

☆「なんで?」

♧「結局、ロボットがロボットを退治するアニメでしょ?だから、人が人を殺しているのと変わらないじゃないか?って言われて、叩かれたらしいよ。」

☆「人が人を殺すよりマシじゃね?」

♧「だから、ロボットがロボットを殺すってことは、同種族が同種族を殺すのと同じってことでしょって。」

☆「ということは…サスペンスドラマはダメなのか。」

♧「サスペンスドラマがダメとは、一概には言えないけど。」

☆「人が人を殺すドラマでしょ?」

♧「鉄腕アトムとかは猟奇的な殺し方をしているわけじゃないし、サスペンスドラマとは別だと思うけど。」

☆「だよね。」

アメリカに持っていくと、鉄腕アトムも同族殺しのよからぬ作品となるのかと、感慨深く話を聞いていた。

手塚治虫に関しては、確かに天才だと思うが、私は、正直、苦手だ。

話題に出ていたどろろと火の鳥は見たことがあるが、どろろは声優が杉田智和氏でなかったら見なかったし、火の鳥に至っては、小さいころ見たが、若干、トラウマ気味だ。

けれども、ファンの多い作品であることは間違いがないので、人の趣味趣向というのは、本当に面白いものだと思う。

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