職場に増殖する幼稚な人たち③

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幼稚な社員の6タイプとその対応

永遠の幼稚園児

自罰/他罰(問題が起きた時に、自分が悪いと思うか、他人が悪いと思うか)

他罰的

能力

仕事面や生活能力面で無能であることが多い

特徴

自己を客観視する能力が低く、TPOをわきまえた言動をとることができない。

感情のコントロールができないため、不快なことがあると、怒りや不満を周囲にまき散らす。

職場で無視をしたり、嫌いな人の仕事をしなかったりと、自己の好き嫌いを最優先に置き、倫理性に欠ける。

表向きは自己の能力のなさを受け入れているように振舞うが、本音では自分が無能であることを認められていないので、注意や指導を受けれいない。また、自分はできないと開き直る傾向があるため、努力や改善をすることがない。その結果、成長することがない。

対応

同僚の場合

 かかわりをもたないこと。敵か味方かの二択で物事を考えるため、間違ったことを指摘するときは、相手と絶縁する覚悟が必要。また、相手が怒ったり、ヒステリーを起こしたりしているときは放置すること。周囲が慰めると、自分が肯定されたと勘違いしてつけあがるので、対応しないこと。

経営者の場合

 本人と話し合い、能力と仕事のマッチングをすることが必要。自分は「できない」ということを盾に仕事を拒否する傾向があるため、毅然と指示することが必要。自己を客観視する能力が低いため、自己の言動を振り返り、反省することができない。そのため、面倒でも細かいところまで注意指導することが必要。周囲に不満をまき散らしたり、職場でいじめを行ったりすることもあるが、心の底では自分のことを悪いとは思っていないため、周囲が注意しても効果がない。そのため、上司がきちんと管理監督することが必要。




小心なガキ大将

自罰/他罰(問題が起きた時に、自分が悪いと思うか、他人が悪いと思うか)

自罰を装った他罰

能力

単純な仕事では有能だが、思考力の必要な仕事では無能な場合が多い

特徴

自信がないため、それを埋めようとして努力をする。そのため、教科書レベルの知識は豊富に持っている。 

自己承認欲求が強いため、年下の社員や部下を顎で使うことがある。

自分の「できない」を認められないため、「できない」自分を隠すため、セルフハンディキャッピングを頻繁に行う。

不安感が強く、それを感じないために、感情や感覚を抑圧する傾向にあるため、考え方に柔軟性がない。

抑圧の影響により、現実の認識能力が低いため、対人関係能力が低い。低姿勢なのに、どこか尊大な印象を与えて相手から嫌われたり、無意識にパワハラを行うのもこのタイプ。

対応

同僚の場合

 不安感や無能感を刺激すると、怒りだしたり、自己正当化をしたり、その場から逃避したりする。そのため、相手の理解が追い付いていないと思った場合は、フォローを入れてあげることが必要。セルフハンディキャッピングの傾向が強いため、頼んだ仕事を後回しするなど自分本位で動くので、仕事を頼むときは注意が必要。

経営者の場合

 本人の得意分野では有能であることが多いが、思考に柔軟性がないため、部下のマネジメントはできないと考えた方が良い。根底には「自分が一番苦労している」という思いがあるため、自分の本位の理由をつけて仕事を他の社員に押し付けることがある。また、不安感が強いため、未来を予測することは不得手。そのため、昇格などは慎重に吟味することが必要。

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