思考にも癖がある2「一般化のしすぎ」~人生成功秘伝の書18~

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一般化のしすぎ

 デビット・D・バーンズが、その著書『嫌な気分よ、さようなら』(星和書店,20130722)の中で紹介した認知の歪みのうち、今回は一般化のしすぎをご紹介しましょう(認知の歪みについては、思考にも癖がある1「全か無か」~人生成功秘伝の書17~へ)

 「一般化のしすぎ」は、たった数回の事実や経験が、必ず毎回起こると考える思考の癖です。

 例えば、今朝、友人が其方に挨拶をしなかったとしましょう。このとき、「一般化のしすぎ」という思考の歪みがあると、今朝、一度だけ1人の友人が其方に挨拶をしなかっただけなのに、その友人は「毎日」挨拶をしないと思ったり、その友人だけではなく「みんな」が自分に挨拶をしないと思ったりします。

 このように「一度」しか起こっていないことを「いつも」と思ったり、「一人」の人から何かをされたときに「みんな」から同じようにそうされると思ったり、「たまたま」そうであったことを「絶対」と思ったりと、極端な現実の解釈をするため、事実と自分の認識が大きくかけ離れることことが出てきます。

 ここまで此方の話を聴くと、思考の一般化が悪いことのように思うかもしれません。確かに、この「一般化のしすぎ」という考え方が悲観的な方向へ使われると「人生には【まったく】良いことがない」「周りの人は【みんな】自分が嫌いなんだ」と過度に悲観的に自分や現実を捉えることになります。

 しかし、この「一般化のしすぎ」が良い方向へ使われたらどうでしょうか?

 例えば「自分は【いつも】人から愛される」と思っていたとしたら?どんな時でも「自分は愛される」という希望を持って生きることができると思いませんか?

 つまり、「一般化のしすぎ」という思考の機能自体悪いわけはないのです。それを自分自身が自分の人生にとってプラスになるように使っているのか、マイナスになるように使っているのか、それが問題なのです。

 だから、人には「一般化のしすぎ」という心の癖があることを知っておくことが大切なのです。

 そして、人生がなんだか思い通りにならないと感じるとき「一般化のしすぎ」という思考の機能を、自分の人生にとってマイナスに作用するように使っていないだろうか?と自分自身で振り返り、自分にとってプラスに作用するように変えていけるようになることが大事なのです。

 さて、其方にも「一人→みんな」「一度→いつでも」「たまたま→絶対」「一時的→人生全般」そんな風に考えてしまうことがないでしょうか?

 少し考えてみてください。そして、エピソードなどを書き出してみましょう。

ワーク10 「一般化のしすぎ」の思考について、あなたに当てはまるところはあるでしょうか?自分の「一般化のしすぎ」の思考に当てはまるエピソードや、そのエピソードを体験したときの気持ちを書き出してみましょう。

※ワークシートに質問の答えを記入してみましょう。ワークシートはお申込みフォームよりご連絡ください。メールマガジンまたはLINEからお越しの方は「秘伝の書のワークシート」とメッセージをお送りください。人生成功秘伝の書のワークシートのお申込みはこちら。

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