悩みを解決するために、一番、確実な方法は何だと思いますか?
誰かに相談する?
新しい資格を取る?
仕事を変えてみる?
確かにそういう方法もあるでしょう。
でも、一番、確実な方法は悩みを解決できる自分に「変わる」ことです。
例えば、仕事でエクセルの使い方がわからなくて悩んでいるなら、数式を覚えたりしてエクセルが使える自分に「変わる」ことで、「エクセルが使えない」という悩みは解決します。
もちろん、エクセルが使える自分に「変わる」手段はいろいろあります。エクセルをひたすら動かしてみるとか、教本を買ってくるとか、インターネットでエクセルの使い方を検索するとか、カウンセリングでエクセルへの苦手意識を解消するとか。
方法はなんであれ、結局、エクセルを使えない自分から、エクセルを使える自分に「変わる」ことで、エクセルが使えないという悩みは解決するのです。
けれども、ときどき「自分を変える」ということに拒否反応を示す人がいます。
あなたは自分を変えろと言われるたら、どう感じるでしょうか?
嫌な感じがしますか?
もし、嫌な感じがするとしたら、あなたは「変われ」ということが、自分自身の否定だと感じているのかもしれません。
確かに、「変われ」という言葉の意味は「違う状態になる」ですから、そういう意味合いになることもあります。
では、もう一歩、踏み込んでみましょう。
なぜ、自分を否定されると嫌なのでしょうか?
それは、自分が存在がなくなってしまうような、消えてしまうような、存在する価値が無くなってしまうような、そんな感じがしているからではありませんか?
しかし、その捉え方が違うのです。
悩みを解決するときの「変われ」という言葉の意味は、〝「今の」自分を否定しても大丈夫なくらい「今の」自分より大きな自分になれ〟という意味です。
それを人は「成長」と言います。あるいは「アップグレード」と言っても良いでしょう。
例えば、Windows97を使っていて、いまいち動きが悪くて困っていたとき、最新版のWindowsに乗り換えることに、あなたは躊躇するでしょうか?
Windows97を否定するみたいで気が引けるなんて言いますか?
恐らく、そんなことはないでしょう。なぜなら、Windows97の機能は、最新版のWindowsでは網羅されているし(一部、無くなる機能もありますが)、それどころか使い勝手が良くなっているものがほとんどだからです。
自分を変えるということも同じです。
今までの自分をすべて廃棄してしまうわけではありません。今までの自分を土台として、その上に自分の理想を叶えられるように進化した自分を築くことをいうのです。
どうですか?
自分を変えることが、今の自分を超える自分になることだとしたら……自分を変えるということに、少し勇気と希望が湧いてきませんか?
相対性理論の生みの親であるアルベルト・アインシュタインは次のように言いました。
「どんな問題も、それを作り出したときの意識レベルでは解決しない」
と。
目標を達成したり、現状を打破するためには、今の自分を超えていくしかないのです。
そのためには自分を変えることを躊躇っていてはいけません。今の自分を内包した更にGREATな自分になることを諦めてはいけません。
「今の」自分を否定し、自分を成長させた先に、あなた自身が描く理想の未来を創れるあなた自身がいるのですから。



