【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書とは
心理学を学んで「人生はツライ」から卒業するためのWEB講座。全76話すべて無料公開。
認知の偏りや心の防衛機制、感情の役割、脳の機能、ホルモンの働き、思い込みの解除方法、目標設定など、人生を変えるために必要な心理学や脳科学の知識を掲載しています。
また、自分を知り、自分が心から望む未来を作るための心理ワーク全58個も無料公開。
各項目は【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書1の目次よりご覧いただけます。
※人生成功秘伝の書は、物語調で書かれています。そのため、言い回しが独特ですので、ご了承ください。詳しくは【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書1をご覧ください。
人は見たものや聞いたものをすべて記憶しているわけではない
次は記憶の話をします。
その前にひとつ質問をしましょう。
「小学生の頃、一番、うれしかった記憶は何ですか?」
ちょっと想像してみてください。
どんな内容でも構いません。
思い出せましたか?
さて、其方は小学生の頃の思い出をどのように思い出したでしょうか?カラー動画やモノクロ動画で再生されたり、音が付いていたり、触覚が付いていたりするかもしれません。そう、さながら映画のように。
だからこそ、人は誤解してしまいます。
自分の頭の中には、正確にすべてのことが記録されていると。
しかし、現実に起こった出来事を、映画のように正確に一連の動画情報として脳内に格納していると思うことが、実は幻想なのです。なぜなら、人は体験したことのすべてを、自覚的に覚えていることはできないからです。その理由は、人が自覚的に覚えていられる記憶の容量が、外界から得ている情報に対して、あまりにも少ないからです。
例えば、今、此方の話を聴きながら、其方が記憶として覚えているのは、此方の話の内容と、周りの音と、手が端末を触る感触くらいではないでしょうか?例えば、椅子に座っているのなら、椅子が太ももの裏を押す感触や、足が床に触れる感触などは、記憶にないのではないでしょうか。
どんなに優秀な人の脳であっても、常に感じている感覚や現実に起こった細かな事象のすべてを記憶しておけるだけ容量はありません。知覚した情報のすべてを処理しようとすると、数分で脳の処理能力を超えてしまうとも言われています。
では、脳はどうしているのでしょうか?
それは、自分にとって重要な情報だけを残し、その他の不要と判断したものは、感覚として感じていても、自覚しない=意識に上げないようにしているのです。これは生存の知恵でもありますが、この機能があるから、巷で「脳は楽をしたがる」と言われることもあるのです。