幼稚な社員の6タイプとその対応
羽化しない卵
自罰/他罰(問題が起きた時に、自分が悪いと思うか、他人が悪いと思うか)
極度に自罰
能力
思考力を必要とする場面では総じて無能
特徴
感情を極度に抑圧しているため、自分の本心や感情がわからない。自主性に乏しい。
笑顔など単一の表情をしていることが多い。
感性のスイッチを切っているため、周りの人の感情を感じることができない。
そのため、周囲に気を遣いすぎて慇懃無礼な態度になったり、無意識に著しく失礼な態度をとったりする。
態度は丁寧なのに、的外れな言動をして、無意識に周囲をイライラさせるのもこのタイプ。
対応
同僚の場合
自主性のなさが、そのまま依存になるため、関わりすぎると重荷になる。しかし、悪意のあるタイプではないため、適度に距離をとって接すれば人間関係がこじれることはない。
経営者の場合
人当たりが良い反面、相手の気持ちを感じられない場合があるので、接客などをさせるときは注意が必要。しかし、真面目で努力家であるため、長期的な視点で育てていくことが必要。
自分が幼稚かも…
ここまで読んで頂くとと、もしかしたら、自分が幼稚な社員かもしれない、と不安に思う人もいるかもしれません。
実をいうと「自分は幼稚な社員かもしれない…」と思う人は、幼稚な社員であることはあまりないのですが、ここでは幼稚な社員から抜け出す方法をご紹介しようと思います。
幼稚な社員から抜け出すためには、自分の認識と現実がずれていることを知り、自分の考え方や行動様式が現実に即していないことに気づく必要があります。
けれども、これは言うほど簡単ではありません。なぜなら、自己の考え方は自分にとっては当たり前なので、そこを疑うという意識が普通の人は持っていないからです。
では、どうしたら良いのでしょうか?
それは「事実は何か?」という視点を持つことです。
幼稚な社員が幼稚であることの大きな原因は、現実を現実のままに捉えず、自分の良いように解釈することです。そして、良いように解釈した内容に対して、怒ったり悲しんだり不満を持ったりします。
もちろん、人間は誰でもありのままの現実を見てなどはいません。けれども、幼稚な社員は現実の解釈があまりにも偏りすぎているのです。だから、まずは「事実は何か」を確認する癖をつけ、自分の解釈と現実がずれていることを知ることが必要なのです。
例えば、上司が質問に答えてくれなかったとき、「上司として対応がありえない!きっと私のことが嫌いなんだ。だから、あんな態度をとったんだ!絶対に嫌がらせだ!」そんな風に怒りを感じたとしましょう。
この例の場合、事実は「上司が質問に答えてくれなかった」ということだけです。
「上司が自分のことを嫌っている」とか「嫌がらせ」というのは、「上司が質問に答えてくれなかった」という事実から、自分が勝手につけた解釈です。
そこで、「上司が自分のことを嫌っている」という自分の解釈を横に置き、「上司が質問に答えなかった」という事実に立ち返ってみます。すると、「上司が質問に答えてくれなかった」という事実と、「上司は自分のことを嫌いで嫌がらせをした」という解釈が、いかにかけ離れているかがわかるでしょう。
このように自分の中の認識を一つずつ現実と照らし合わせていき、自分の解釈と現実のずれに気づき、修正していくことが、幼稚な社員から抜け出す第一歩なのです。
終わりに
幼稚な社員のできる理由と、そのタイプ別対応の仕方をお話しましたが、いかがだってしょうか。
幼稚な社員はどこの会社でも抱える可能性があります。すべての幼稚な社員が、すぐに会社に対して悪影響を与えるわけではありませんが、対応を間違えると組織自体を破壊しかねないのも事実です。
彼らの特性を知って、正しい対応方法をすることが、会社にとっても彼らにとっても必要なのだと思います。



