達成できる目標の立て方~人生成功秘伝の書59~

【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書とは

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※人生成功秘伝の書は、物語調で書かれています。そのため、言い回しが独特ですので、ご了承ください。詳しくは【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書1をご覧ください。

達成できる目標の立て方

 目的がわかったところで、目標を考えてみましょう。

 ん?

 目的と目標の違いがピンと来ない?

 なるほど。

 目的というのは、人生を通して目指すもの、目標とはそこに至るまでの目安、と思ってもらえれば良いでしょう。

 例えば、北海道に行くなら、行き先である北海道が目的、北海道に行くまでに通る最寄りの駅であったり、空港であったり、船着き場であったりが目標、そんなイメージでしょうか。

 では、なぜ、目標が必要なのでしょうか?

 それは、目的のままだとイメージが大きすぎて、具体的に何をしたら良いかわからないからです。

 具体的に何をして良いかわからないと、人間は何をして良いかわからず行動できません。だから、人生の目的を考えた次は、目的地に行くまでの途中目標を考え、具体的な行動をイメージしやすくすることが大切なのです。

 実際に、目標を立てる前に、目標を立てるときのコツを、少しお話しておきましょう。

 それは、目標は「する」という言葉で設定するということです。

 ときどき「~したい」「~しないようにする」などと設定する人がたまにいますが、あまりお勧めはしません。

 なぜなら、どちらも脳内のイメージが二重になるからです。

 イメージが二重になるというのは、目標を達成した自分と、目標を達成できていない自分という二つのイメージが、同時に頭の中に想起されるということです。

 例えば、「お金持ちになりたい」という目標を設定したとすると、頭の中でどのようなイメージがされるかというと、まずはお金持ちではない状態がイメージされ、その後にお金持ちになるイメージが想起されます。

 なぜなら、「~したい」というのは、変化を表す言葉なので、必ず変化する前のイメージと、変化した後のイメージが、同時に想起されからです。

 また、「~しない」という言葉を使うと、これも「~したい」と同じように目標を達成した自分と、目標を達成していない自分が同時にイメージされます。

 例えば「貧乏になりたくない」というイメージをすると、もれなく貧乏をイメージしませんか?

 もっとわかりやすい例でいくと

「瑞々しくてフレッシュな黄色いレモンをイメージしないでください」

と、此方が言ったらどうでしょうか?

 恐らく、其方の頭の中にはレモンの映像が出てきたことでしょう。人によっては、レモンの酸っぱさを思い出して、唾液が出る感覚がしたかもしれません。

 このように「しない」という否定形の言葉を使うと、人の脳には漏れなく否定したい事柄のイメージが浮かぶのです。

 人間の行動がイメージに左右されることは、再三、述べてきましたが、このように目標を達成した状態と、目標を達成していない状態の二つのイメージが一度に想起されると、人の行動はどうなると思いますか?

 そう、動けなくなるのです。

 一度、この動けない状態にハマると、抜け出すのは、かなり労力がいります。

 そのため、目標を立てるときには、「~する」と言う言葉を使う方が良いでしょう。

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