【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書とは
心理学を学んで「人生はツライ」から卒業するためのWEB講座。全76話すべて無料公開。
認知の偏りや心の防衛機制、感情の役割、脳の機能、ホルモンの働き、思い込みの解除方法、目標設定など、人生を変えるために必要な心理学や脳科学の知識を掲載しています。
また、自分を知り、自分が心から望む未来を作るための心理ワーク全58個も無料公開。
各項目は【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書1の目次よりご覧いただけます。
※人生成功秘伝の書は、物語調で書かれています。そのため、言い回しが独特ですので、ご了承ください。詳しくは【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書1をご覧ください。
平等の環境を与えられるという幻想
人が平等ではないということのもう一つの例は、生まれて初めて置かれた環境もあります。
生まれた文化圏にしても、育った環境にしても、養育者の状況にしても、千差万別です。本来であれば、全ての子供が、良質な教育環境のもとで育つべきなのかもしれません。けれども、現実には、すべての子どもが良質な家庭環境で育つわけではありません。
例えば、親が健康で育った子供は、毎日、学校に通ったり、友達と遊んだり、習い事をしたりします。しかし、親が病弱であり、子供以外にその親の面倒を見る人間がいない家庭で育った子供は、親の看病のために学校に満足に通えないこともあります。昨今、問題となっているヤングケアラーという子供たちです。その是非について、ここで論じるつもりはありません。しかし、若くして家人を看病するという仕事を持ったことで、ヤングケアラーの子供たちの学習や運動の時間が、他の子供たちに比べて減少することは想像がつくでしょう。そして、そのように学習や運動の機会を無くすことが、その子供の将来にとって良い影響を与えないことも容易に想像が付くでしょう。
その他、育児放棄や虐待、親や家族の精神的な未熟さや無知、胎児の時の母親の栄養状態や精神状態など、様々な要因が人の成長には関係します。
もちろん、最初に置かれた環境がマイナスばかりに作用するわけではありません。例えば、親が音楽家など、芸術の仕事をしていれば、幼い頃から芸術に触れる機会に恵まれ、音楽や絵画の才能を伸ばす機会に恵まれるかもしれません。
このように人は最初に置かれた環境によって、その後の人生において獲得するものが大きく異なってくるのです。
さて、人は平等の環境を与えられるわけではないという話を聴いてどう思いましたか?
ワーク4 人は生まれたときに、平等の環境を与えられるわけではない、という話を聴いてどのように思いましたか?また、あなた自身を振り返って、どんなことに気付きましたか?
※ワークシートに質問の答えを記入してみましょう。ワークシートはお申込みフォームよりご連絡ください。メールマガジンまたはLINEからお越しの方は「秘伝の書のワークシート」とメッセージをお送りください。人生成功秘伝の書のワークシートのお申込みはこちら。
人は持って生まれた特性と、人生の初期に置かれた環境は平等ではありません。それによってその後に人生で獲得する運動動能力や思考能力など、さまざまな能力に差が出てくるという話をしました。それいについて、どのように思ったでしょうか?もしかしたら、釈然としない気持ちを感じているかもしれません。
しかし、これは受け入れるしかないことです。生まれ持った特性の違いや初めに置かれた環境は、花札の最初の持ち札と同じ。自分に配れた札を「そうであるのか」と認めるしかないのです。こんな札など欲しくなかったと泣いていても、自分の手札が良くなることはありません。また、その手札を認めない限り、ゲームをスタートさせ、手札を変えていくこともできません。この自分に配られた手札を認めること、それが未来への無限の選択肢を手に入れるための第一の、そして、最大の試練なのです。