【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書とは
心理学を学んで「人生はツライ」から卒業するためのWEB講座。全76話すべて無料公開。
認知の偏りや心の防衛機制、感情の役割、脳の機能、ホルモンの働き、思い込みの解除方法、目標設定など、人生を変えるために必要な心理学や脳科学の知識を掲載しています。
また、自分を知り、自分が心から望む未来を作るための心理ワーク全58個も無料公開。
各項目は【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書1の目次よりご覧いただけます。
※人生成功秘伝の書は、物語調で書かれています。そのため、言い回しが独特ですので、ご了承ください。詳しくは【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書1をご覧ください。
人生を創っている基準
人の子は自分が見たい聞いたりしたことのすべてを覚えているわけではない、という話をしました。
では、知覚した事項の中で、覚えている事項と覚えていない事項は、どのように選別されているのでしょうか。
その基準はごく単純です。脳が重要と判断するかどうかです。その判断を行っているのが、脳にあるRASという器官です。
このRASが重要と判断したものが、その人の認識に上がり、その認識に上がったものを、人の子は現実と呼びます。そして、その現実の連続を人は人生と呼びます。
ここで一つ事件をしてみましょう。
目を瞑ってみてください。
其方が通勤や通学、買い物でよく使う道を思い出してください。
その道に赤い自動販売機は、いくつありましたか?
どこにありましたか?
どうでしたか?
いくつ思い出せたでしょうか?
思った以上に、赤い自動販売が思い出せなかったのではないですか?
次に同じ道を通るときに、赤い自動販売機を探しながら歩いてみてください。きっと、今、思い出してみた以上に赤い自動販売機があること気が付くでしょう。
では、なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?
それは、今まで生きてくる中で、其方のにとって赤い自動販売機は意識に上げるほど重要なものではなかったからです。重要なものではないと脳が思っていたから、其方の目には確かに映ったけれど、認識として残らなかったのです。
仕事などの関係で、自動販売機によく注目しているとしたら、郵便ポストなど、別のもので試してみると良いでしょう。
また、別の例を挙げてみましょう。車を欲しいと思っていなかったとき、街を歩いていても、車の車種や色などを気にすることはあまりないでしょう。けれども「白いワンボックスの車を買おう」と思った瞬間から、やたらに白いワンボックスの車を街中で目に付くようになるということがあります。其方が「白いワンボックスの車を買おう」と思う前から、白いワンボックスの車は街中の至るとこで走っていたはずです。けれども、其方が街中を走っている白いワンボックスの車を「見る(=認識する)」ことが出来るのは、其方の脳が「白いワンボックスの車」を重要と判断した後からなのです。
これもRASの機能によるものです。
では、この機能は人生に適用されるとどうなるでしょうか?
そう、人生においても自分が重要と思ったことが、其方の目に映るということです。
例えば「自分は愛されていない」と其方の脳が自分自身を認識していたとすると、他者から悪口を言われたり、粗末に扱われたりする現象ばかりが目に入るようになります。その他にどんなに親切にされたり、大切にされたりした経験があっても、「愛されない」という判断基準に合致した事象が優先して意識に上がるようになるのです。
つまり、このRASの判断基準によって、その人の見ている現実が変わるということです。
だから、人生に対して「愛されない」「生きる価値がない」「自分には出来ない」などの悲観的な判断基準を持っている人は、幸の薄い不満の多い人生を歩むことになります。けれども、「愛されている」「どんな時もうまくいく」「自分にはできる」などの建設的な判断基準を持っている人は、幸の多い恵まれた人生を歩むことになるのです。
さて、こんなことを話すと「自分は悲観的な考えばかりを持っているから、きっとこの先の人生は真っ暗に違いない」と思う人がいます。しかし、そう決めつけることは時期尚早。なぜなら、脳の判断基準は変えることができるからです。もし、今、其方が持っている脳の判断基準が悲観的なのだとしたら、その悲観的な判断基準を変えてしまえば良いのです。だから、何も心配することも悲観することもありません。そのために、此方が人生秘伝の書をお伝えしているのですから。