感情は自分ではない~人生成功秘伝の書28~

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感情は自分ではない

 感情について、もうひとつお伝えしておきましょう。

 先ほどお話したように、脳が目の前の現実を判断した結果として、感情は発生するものです。そのため、脳がどのように現実を解釈するかによって、発生する感情も変わります。端的に言ってしまえば、感情は事実そのものではないということです。

 例えば、道端で知らない人からじっと見られたとき、相手が其方をじっと見ることを「無礼だ」と解釈するなら、其方は怒りを感じるでしょう。しかし「自分の顔に何かついているのか?」と解釈するするなら、其方は不安を感じるでしょう。

 このように同じ現実を見ても脳がどのように解釈するかによって、感じる感情は異なってくるのです。

 しかし、時々、感情を事実であると誤認し、自らの正当性の論拠とする人の子もいます。往々にして、そのような者は人生で苦労するのですが、なぜ、そのような誤解をするのでしょうか。

 それは、強い感情を感じると、その感情に飲まれることを良しとしてしまい、その感情が発生する理由を考えないからです。

 別の言い方をすれば、感情に支配されることを良しとしているからです。

 感情に支配される理由は二つ。

 一つは、感情に支配されることが当たり前になっていて、自分自身で感情を変えられるということを知らないから。

 もう一つは、感情に支配されていた方が、現実を分析したり、自らのとるべき行動を考えたりしなくて済むから。また、強い感情のエネルギーに抗わなくて済むから。要は楽だからです。

 けれども、何度もお話しした通り、感情は其方自身ではありません。そして、変えられないものでもありません。このことが本当の意味で腑に落ちると人生は大きく変わり始めます。

 さて、今回は耳の痛い話になりましたが、大丈夫でしたか?今の“感情”を感じてみましょう。

ワーク21 感情は自分自身ではないという話を聴いて、どう思いましたか?気づいたことは何ですか?

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 次からは、「自分を知る」という話に移りましょう。

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