【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書とは
心理学を学んで「人生はツライ」から卒業するためのWEB講座。全76話すべて無料公開。
認知の偏りや心の防衛機制、感情の役割、脳の機能、ホルモンの働き、思い込みの解除方法、目標設定など、人生を変えるために必要な心理学や脳科学の知識を掲載しています。
また、自分を知り、自分が心から望む未来を作るための心理ワーク全58個も無料公開。
各項目は【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書1の目次よりご覧いただけます。
※人生成功秘伝の書は、物語調で書かれています。そのため、言い回しが独特ですので、ご了承ください。詳しくは【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書1をご覧ください。
自分を知るとは、自分を観察すること
「自分を知る」とは何か?
と尋ねられたら、其方はなんと答えるでしょうか?
自分を知るとは、自分の考え方、感情、感覚、価値観、信念、身体など、其方を構成しているもの、すべてを知ることです。
しかし、自分のすべて知る、と言われても、すぐには難しいでしょう。
そこで、この人生成功の秘伝の書では、誰でも取り組みやすい方法をお伝えしましょう。
それは、自分の内部対話を観察するというやり方です。
自分の内部対話を知ると、普段は意識をしてない自分の価値観や信念を知ることができます。
おっと、その前にお話しておいた方が良いことがありました。
まず、内部対話についてです。
内部対話とは、其方が頭の中で呟いている独り言のことです。人は1日に3万語の言葉を頭の中で呟いていると言われています。
この頭の中の独り言を観察することでで、自分自身の一部を知ることができるのです。
次に、自分を知るときのコツについてです。
自分を知るときコツは、自分自身を観察するように意識を向けることです。
観察とは、良いとか悪いとか、自分の判断を交えずに、ただ、対象を見ていくことです。
小学生の頃に朝顔の観察日記をつけたことがあるなら、それを思い出してみると良いでしょう。
朝顔の花が咲く様子を、「つぼみがついた」「つぼみが膨らんだ」「花が開いた」などのように、そこで起こった事象を、「そうか、そういう風になるのか」と、ただ見ていたと思います。
その「ただ見ていた」ということが観察です。
自分の観察を始めると、「こんなことも自分はできないのか」と自分のことがイヤにになったり、過去のツライ記憶を思い出して怒りが湧いてきたり、さまざまな考えや感情が浮かぶでしょう。
その時にも、「ああ、怒っているんだな」「ああ、イヤなんだな」と判断を交えずに、「そういう自分がいるんだな」と見続けてください。
自分を「ダメな奴だ」と否定したくなったら、「『自分は自分をダメな奴だ』と否定したいんだな」と、否定したい自分も見続けてください。
そうやって自己観察を続けていくと、ときどき、自分の内部対話が途切れる時があります。
そのときは、その何もない感覚をただ感じてください。
自己観察の最終的な目的は、内部対話から離れ、独り言を呟いていない本来の自分の感覚を観察することにあります。
多くの人は自分の価値観や信念などを自分自身だと思っています。
しかし、実際にはそれらは其方自身ではありません。信念や価値観などを離れたときに感じる「何か」それが本来の其方なのです。
自己観察を続けていくと、ある時、その信念や価値観が自分でないと気が付くときがきます。
自分の信念や価値観が自分自身でないと気が付くと、目の前の現実と、自分の価値観や思念を分けて考えられるようになります。
そうなったとき、其方の人生の選択肢は驚くほど広がります。
なぜなら、それまで信念や価値観で選べないと「思っていた」選択肢を選べるようになるからです。
例えば『朝食には、ご飯を食べないと元気がでない』と思っていると、ホテルでバイキングの朝食を食べるときでも、パンを選ぶという選択肢はなくなるでしょう。どんなに焼きたてのパンの香ばしい香りに惹かれていても。
けれども『朝はご飯を食べないと元気がでない』という考えが、単なる自分の価値観であって、真実ではないと知っていればどうでしょうか?
朝食のメニューが自分の一日のパフォーマンスに関係がないことがわかるでしょう。
朝食に何を食べても問題がないとわかっていれば、ご飯が食べたければご飯を食べることができるし、パンが食べたければパンを食べることができます。
このように事実と自分の信念や価値観を分けることで、今、自分自身にとって最も良い選択肢を選ぶことができるようになります。
これを一般的な言葉では自由と言います。
また、本来の自分に気付くと、不思議なことが起こります。それは、現実が変わります。
なぜなら、本来の自分に気が付くと、其方の世界を見ている感覚が変わるからです。
感覚が変わると、世界から其方の脳が拾ってくる情報が変わります。だから、結果として、現実が変化したように見えるのです。
多くの場合は、感覚が変わってしまうと、感覚が変わる前を思い出せなくなるので、感覚が変わったことに気付かないのが残念なことではありますが。