あなたが裏切られる理由

「いろいろしてあげたのに、手のひらを返される」
「信じてたのに、裏切られた」

そんな悩みを聞くことがあります。

確かに最初から他人を利用しようする人もいるし、自分だけ良ければ他の人のことなんてどうでもいい、という自己中心的な人も世の中にはいます。

だから、出会った人が悪くて、利用される場合もあるでしょう。

でも、何度も利用されたり、裏切られたりする人は、実は本人の行動が問題なことも多々あります。むしろ、本人に問題があることの方が多いかもしれません。

この記事では、他人のためにやってあげても裏切られる理由と、改善策をお伝えしようと思います。

他人から裏切られる3つの鼓動

どんな行動が相手から利用されたり、裏切られたりする原因になるのかというと、それは次の3つです。

自分がやったことがないのに、相手がやっていることを否定する

自分では野球をやったことがないのに、野球をしている人に「野球なんてつまらないよ」と否定するとか。

相手が大事にしているものを否定する

稲盛和夫氏を尊敬している人に、「稲盛さんなんて古くない?」と否定するとか。

相手の夢や目標を否定する

今、まさに資格の勉強をして自分をレベルアップしようとしている人に、「そんな資格、役に立たなくない?」と否定するとか。

恐らく文章を読んでいれば、上記のような行動をしていれば、周りから嫌われるのは、当り前だと思うでしょう。

でも、利用される、裏切られると嘆いている人は、気付いていないのです、相手が嫌気がさすような言動を自分がしていることを。

なぜ、他人から嫌がらることに気付かないのか

誤った自己認識を持っているから

自分が相手から嫌がれる言動をしていることに気付かない理由は、「自分はできている」という誤った認識を持っているからです。

例えば、自分は相手のことがわかっているという誤った現実認識や、自分は気遣いができていう誤った自己認識などです。

誤った自己認識を持つ理由

誤った自己認識を持つ理由は、自己評価への過度の依存があるからです。

わたしは母親だから
わたしは父親だから
わたしはヒーラーだから
わたしは税理士だから
わたしは感覚が鋭いから
わたしは理論だから
わたしはサポーター気質だから

など、自分のレッテルや特質への過度な依存があるのです。

そのような人は、例えば自分が母親である場合、「母親=子供の気持ちがわかる=母親である自分は子供気持ちがわかっている」という単純な公式を妄信してしまいます。

そうすると、実際に目の前の人がどう思っているのかなど、現実が見えなくなります。

だから、自分は出来ているという誤った自己認識を持ってしまうのです。

周りから嫌がられることに気付くためには

周りの人が嫌がっていることに気付くためには、自分の中のネガティブな感情と向き合うことです。

他人から嫌われる行動をする人は、自分の根っこのところで、不安や恐怖、無力感、無能感などのネガティブな感情を抱えています。

そのネガティブな感情を感じたくないから

「自分が不安にならないためにはどうしたら良いだろう」
「自分が他人から責められないた目には、どうしたら良いだろう」
「自分の出来なさ加減を見なくて済むには、どうしたら良いだろう」

という考えで、頭の中がいっぱいになってしまいます。

つまり、自分のことで、いっぱいいっぱいなのです。

だから、周りの人からは、自分のことしか考えていない自分勝手な人だと思われて、嫌わるのです。

ネガティブな感情と向き合うためにはどうしたら良いか?

内観する

自分が今、何を考えて、何を感じているのかを、観察します。

例えば、夕飯のことを考えているとか、胃のあたりがキューっとするとか、なんとなく寂しい感じがするとか、今の自分の状況を良い悪いを判断せずに、「そうなんだな」と認めるのです。

すべての感情は感じれば消えます。

不安や恐怖などのネガティブな感情も同じです。

だから、ネガティブな感情も「そうなんだな」と受け止めれば、消化していくことができます。

書き出す

白い紙を用意し、自分のあまたの中に出てきたことを、ただひたすら書き出します。

時間は10分くらいでから始めると無理がないかもしれません。

10分間は筆が止まっても、書くことを必死で探しましょう。

書くことが無くなってからも必死に考えることで、普段は自分が気づかないネガティブな感情も、見つけることができます。

紙に書き出したら、一度、読み返してみましょう。

そして「そうだったなんだな」と自分の考えや思いを受け止められると、その感情も消化していくことができます。

ヒーリングやカウンセリングを受ける

ヒーリングやカウンセリングといった心理療法を利用する方法も有効です。

カウンセリングでは、自分の思いや考え方を改めて言葉にしてみること、自分の思っていたことや、感じていたことを自分で知ることができます。

そして、その思いをカウンセラーに受け止めてもらうことで、「ああ、この感情は感じても良いんだ」という安心感が得られ、ネガティブな感情を消化することができます。

ヒーリングでは、ネガティブな感情に直接、働きかけることで感情を解放します。

そのときには、感情を感じている本人が、必ずしも感情を自覚する必要はありません。

そのため、どうしても受け止められない感情や、自分では知覚できない感情も解放することができます。

終わりに

現実は自分の写し鏡。

他人から裏切られると嘆くときは、自分が裏切られるようなことをしている可能性が高いときです。

だから、そんな時は、自分の言動を振り変えるチャンスにしましょう。

自分を振り返って、人が離れていくような言動や考え方を見つけて、変えていくことができれば、人間関係も少しずつ良くなっていくはずです。