確定申告、毎年憂鬱になっていませんか? 個人事業主が実践したい「ラクになる経理習慣」

個人事業で売上が上がってくると、だんたんと大変になってくるのが確定申告。

「毎年、領収書の山に埋もれている…」

「確定申告のために仕事がストップ…」

なんてことにならないように、日頃から「経理」を習慣化して、賢く時間管理しませんか?

今回は、確定申告を劇的に楽にする、日々の経理習慣をご紹介します。

1. レシートはもらったらすぐメモ!「記録の習慣」

「あれ? このレシート、何に使ったお金だっけ…?思い出せない!!」

確定申告の時期のあるあるです。

 支払内容がわからないと経費にはできないので、多くの人は手帳をひっくりかえしたり、メールの履歴をたどってみたり、メッセージアプリを片っ端から確認してみたりと、何のための支払だったかを調べるわけですが、この調べるというのはとにかく時間がかかります。

 確定申告で苦労する理由のひとつは、だいたいこの不明な支払内容があることです。

 では、そんな事態を防ぐためにどうしたらいいかというと、簡単です。

 レシートを受け取ったら、その場でメモを取る習慣をつけましょう。
例えば、セミナー代などの領収書であれば、「〇〇セミナー参加費」といった具合に、具体的な用途をメモしておくと、後から見返す際に非常に役立ちます。

2. 支払いや入金は計画的に! 「定期的な精算」のススメ

「請求書の支払いを忘れていた!銀行、行かなきゃ!!」と大慌てで金融機関に走る…

 そんな経験はありませんか?

 ビジネスをしていると、請求書の支払いをしたり、お客さんから頂いた入金をチェックしたりと、お金関係の仕事もたくさんあります。

 確定申告や日々の経理で苦労する人は、このお金関係の仕事を思いついたタイミングで処理していることがほとんどです。

 では、どうしたらよいでしょうか?

 それは支払いや入金の確認は、毎月決まった日にまとめて行うことです。例えば、毎月10日と25日を支払日と決めておくなど。

 そうすると、支払忘れを防ぐことができますし、資金繰りの計画も立てやすくなります。

3. 書類の保管場所を決めて「迷子」を防ぐ!

 確定申告前に慌てて領収書を探す…なんて経験、あなたにも一度はありませんか?

 必要な書類がなくなる、これも確定申告で苦労する大きな要因の一つです。

 お金関係の資料は、必要な時にすぐに取り出せるように、必ず保管場所を決めましょう。

 書類の分類などは最低限でOKです。とにかく「なくさない」これが確定申告を楽に乗り切る秘訣です。

4. 月次決算で経営状況を「見える化」!

「毎月の売上は把握しているけれど、利益は…??」

 もし、あなたがそんな状況になっているとしたら…

 実は、それ、とても危険な状態です!

 なぜなら、ビジネスにとって大事なのは売上ではなく、「利益」だからです。利益があるからビジネスをは続いていくし、さらにビジネスを拡大するための行動もとれるからです。

 そのため、まずは月次決算を行うことで、毎月の収支や利益を把握することから始めましょう。毎月、きちんと利益を計算できていれば、確定申告がスムーズになるだけでなく、経営状況を把握できるので、次の戦略を立てることも可能です。

5. 早めの準備が成功の鍵! 余裕を持った「確定申告準備」

「まだ1月だし、確定申告はまだまだ先…」

 そんな風に考えていませんか?

 実は、それも、確定申告で苦労する落とし穴です。

 確定申告は必要な書類が多く、意外に準備に時間がかかります。早めに準備を始めることで、余裕をもって申告業務に臨むことができます。

まとめ| 日々の積み重ねが「未来の自分」を助ける!

「経理は面倒くさい…」
そう感じてしまう気持ちも分かります。
でも、日頃から経理を習慣化することで、確定申告の負担を減らすだけでなく、ビジネス全体の効率化にも繋がります。

まずは、できることから始めてみて下さい。
きっと、未来のあなたが「やっておいて良かった!」と感謝することでしょう。