※この歴史編纂はLiberという国を☆、♧、〇の3人で立ち上げてからの軌跡を記したものである。詳しくはLiber用語及び中の人たちを参照。
ソーシャルゲームは面白いのか?
2021年11月某日、国家戦略会議ユグドラシル開催。話はマイルドドラッグから、やがてソーシャルゲームへ。
ソーシャルゲームの中には、ガチャを引いて強いキャラクターを引き当てればゲームに勝てるような単純なものもある。そういうゲームは金を積めば、結果は誰がやっても変わらないように思える。しかし、そういうゲームに熱中する人がいる。それは何故だろうか?
そんな疑問を考えてみる。
♧「っていうか、俺は本当にそれ(スマホゲーム)が楽しいのかどうか聞いてみたいんだよね」
☆「そういうゲーム(スマホゲーム)をやってる人たちに?」
♧「そうそう」
☆「おお。楽しくなくてもやってる可能性があるってこと?」
♧「だって楽しいって言うのは、自分が楽しければいいわけだから、(やってる人に)メリットがあれば良いわけだよ」
☆「なるほど」
♧「俺らから無駄に見えても、楽しいからやる、それは全然、良いことよ」
☆「そうだね。でも、やりたくなくてやってる人っていないと思うんだよ」
♧「でも、ほら、本当に楽しいのかな?」
☆「やりたくないわけでもないけど、楽しいわけでもないって可能性はあるよ」
♧「ありそうだよね」
☆「そうするとなんでやってんの?って話になるよね」
♧「そうそうそう。でも、なんでやってんの?って聞いても、そんな感じだから、暇つぶしとかなんとなくとか言うだろうね」
☆「暇つぶしならもっと有効なこと、あるよ」
♧「そう、だから、時間を有効に使える、使えないっていう時間の使い方に関しては、人、バラバラだから」
☆「謎は深まるばかりだ」
ソーシャルゲームには依存性がある!?ソーシャルゲームにハマる理由
私はグランブルーファンタジーというソーシャルゲームを8年くらいはプレイしている。
グランブルーファンタジーでやることは、戦闘に出すキャラクターの編成をすることと、戦闘時に各キャラクターの行動を選ぶこととくらいだろう。 イメージ的には、ファミコン時代のRPGゲームが近いかもしれない。とりたてて複雑な操作は必要ないが、強いキャラクターだけを手元に置けば、勝てるかというとそうでもない。だから、☆や♧が話題としたソーシャルゲームとは多少違うのかもしれないが、せっかくなので、なぜ、そのような複雑とは言い難いゲームをプレイするのかを考えてみた。
ソーシャルゲームをプレイする理由は次の4つが考えられる。
- 小説を読む代わり
- キャラクターの声優目当て
- ガチャ目当て
- 居場所の確保
小説を読む代わりにゲームをプレイする
RPG型のソーシャルゲームの場合、小説のようにストーリーがあり、それに沿ってゲームを進めていく。また、イベントという形で本編以外のサイドストーリーが作られることもある。これらの物語を読み進めたいという欲求が、ソーシャルゲームをプレイする際のひとつの動機になる。
もちろん、サイドストーリーなどは、数が多くなれば同じような構成の話が複数出てくることもある。
しかし、古今東西、売れる映画や漫画というものは「ヒーローズジャーニー」という構成をもとにしていることが多い。これは、なんだかんだで、人間はダメな主人公が成長して成功していくという話が好きだからである。
それを考えると、大部分の利用者に面白いと思ってもらえるストリーを作ろうとすると、話の構成が似てくるのは致し方ないことなのである。しかし、話の構成が似ていても、結局のところ、利用者が面白いと思うのであれば、問題はないだろう。
声優目当てにプレイをする
声優の激熱なファンという人たちが、世の中には存在する。激熱とまではいかなくても”推し”がいる人は多い。そういう人たちはゲーム性よりも「好きな声優の声が聴ける」というその一点だけでゲームをプレイする。
かくいう私もグランブルーファンタジーを始めたきっかけは、メインキャラクターに平田広明氏が声を当てているから、という理由だった。
昨今のソーシャルゲームはフルボイスも珍しくはないので、ご贔屓の声優目当てにゲームをプレイしている人も多いだろう。
ガチャを目当てにプレイする
ガチャとは、ゲーム内で1回300円とか500円でくじを引くと、ゲーム内で使用するキャラクターやアイテム、武器、召喚獣など(以下キャラクター等と称する)がもらえるというシステムである。
ゲームを有利に進められるキャラクター等は、このガチャを通してしか手に入らない場合が多い。それらの珍しいアイテム等は、排出率が低く設定されているため、ガチャで珍しいキャラクターなどを引き当てると、「当たった!」という快感を得ることができる。宝くじや万馬券を当てたような感覚と思ってもらえればわかりやすいかもしれない。
また、他の人が持っていない珍しいアイテム等を持っているという優越感も感じることができる。
このガチャを回して当たった時の快感や優越感を得たいために、ソーシャルゲーム(正確に言えばガチャかもしれないが)にハマる人もいる。一種のギャンブル依存である。このガチャへの依存性によってゲームを続ける人も一定数いる。
居場所の確保のためにゲームをプレイする
ソーシャルゲームでは、他のプレイヤーと協力して参加するイベントがあったり、プレイヤー同士のチームが作られていて、そこに参加するとゲームを有利に進められたりするシステムを採用しているものが多い。現在はチャット機能などで、プレイヤー同士や同じチーム内でのコミュニケーションも盛んに取られる場合が多い。そのため、ゲーム内での人間関係が、現実の人間関係と同じくらい、もしかしたら、それ以上に重要になることがある。
人間には基本的な欲求として所属の欲求がある。所属の欲求とは「誰かと一緒にいたい」という欲求である。
かつては地域社会や職場などが、その所属の欲求を満たす団体として機能していた。しかし、昨今では「隣に住む人が誰なのかもわからない」と言われるくらいに地域社会でのつながりは薄くなり、職場では個人の尊重の名のもとにプライベートには立ち入らないことを是とする。そんな風潮により、他者との繋がりを築きづらい人も多い。
そのため、好きなものを介して繋がれるソーシャルゲームの中が居場所になる人が少なからずいる。
そういった人の中には、もちろん、ソーシャルゲーム自体が楽しくて続けている人もいるが、居場所を失うことが怖くてゲームを続ける人も一定する存在する。いわゆるゲーム依存と言われる状態である。
依存性がないものは流行らない
結局、ソーシャルゲームだけではないが、多くの人に買ってもらうことを念頭にしているものは、人間の「欲」を喚起するように巧妙に作られているということだ。もちろん、それは♧がラーメンのところで語ったように(「ラーメンもカレーも依存物質」)、依存性のないものは流行らないわけだから、言葉が悪いが利用者が依存するように商品を設計することは、商品を売る側としては当然と言える。しかし、そのためにソーシャルゲームに依存し、抜けられれなくなる人もいるのも事実である。そのことに対して善し悪しを判じるつもりはないが、☆の「やりたくなくてやっている人もいるのではないか?」という問いに答えるとするなら
ソーシャルゲームをプレイする人の中には、依存しているから続けてしまうだけで、心の底からやりたいと思っていない人もいる
ということになるのだろうと思う。





