いきなり話はじめるんじゃない
事業を成功させた経営者は、その人なりの哲学を持っています。ここでは、そんな経営者の方から学んだ知恵をお伝えしようと思います。
ある商社の経営者の方はよく次のようのおっしゃっていました。
人と話を始めるときには、いきなり本題に入るんじゃない。初めてのときは、誰でも緊張するから、緊張してるところで話をしても、良い意見なんて出てこないだろう。
私たちは、話し合いをするときに、初対面であればあるほど、何を話していいかわからない焦りと、その場がシラけるんじゃないかというプレッシャーに負けて、いきなり本題を話はじめてしまいます。
けれども、お互いに緊張しているところで話し合いをしても、良い議論ができるはずもありません。議論を円滑に進めるためには、まずは参加者の緊張をほぐし、議論しやすい雰囲気を作る「場づくり」が大切なのです。
とはいえ、いきなり場づくりといっても困りますよね。
そこで、セミナーなどでよく使われるアイスブレイクの方法をひとつご紹介しようと思います。アイスブレイクとは、参加者の緊張をほぐすために使われるゲームやトークなどのことです。手法はなんでも良いのですが、日常で使いやすいのは「実は…」を使った自己紹介です。
人は「実は」と言われると、ついその先のことに注意を向けてしまう傾向があります。それを利用して「実は私の出身は大阪なんです」などのように、自己紹介のはじめに「実は」をつける方法です。実際にやってみると、お互いにお互いの話を注意深く聴くので、距離感がぐっと縮まります。
日常生活では「実はこの前、紹介してもらったお店に行ってきてね」などのように、さりげなく会話に混ぜることで、相手の興味を引いて、距離感を縮めることもできます。よければ試してみてくださいね。
今日の学びは、話し合いをするには、議題や議論の進め方よりも、場づくり!でした。





