洗脳されたとしても、人はその考え方を捨てることができる【DAY39】

※この歴史編纂はLiberという国を☆、♧、〇の3人で立ち上げてからの軌跡を記したものである。詳しくはLiber用語及び中の人たちを参照。

2021年5月某日、国家戦略会議「ユグドラシル」開催。

生きてくる中で、洗脳されないのは不可能であるが、人間は洗脳されても、自分で植え付けられた考え方を捨てることができる、という話題へ。

♧「(洗脳されないのは)無理だね。…でも、洗脳されてることも、考えて捨てることができるからな、人間は。」

☆「…考えて、…捨てることが、できる…。」

♧「だって、できるだろ。その考えが、間違ってるのか、間違ってないのか、判断できるわけだからさ。今まで、ずっと信じ込まされていた考え方だって、考えることで捨てることができるからね、人間は。」

☆「……捨てるの、得意?」

♧「俺がってこと?うーん、捨てることが得意かどうかはわからないけど、屁理屈をこねることなら、日本一かもしれないな。」

☆「…(笑)。なんで、(求めた質問の答えと)違うことを答えた?」

♧「いや、だから、既成概念を捨てるっていうのが、簡単かと言われたら、簡単ではないと思う。もちろん、俺も、ある程度、既成概念の上で生きているから。でも、そこ(既成概念)に疑問を持つことによって、いちゃもんをつけることはできるよ、ってだけ。」

☆「なるほど。」

♧「ま、大変だと思うけどね、既成概念を打ち破るとか言ったら。試しにやってみたら?」

☆「何を?」

♧「試しに既成概念を打ち破るとか、1週間くらいやってみると良いよ。くだらないことから。」

☆「ああ、…まぁ、基本、俺、他人より(既成概念は)少ないから。」

♧「ああ。…そうだな、何が面白いかね。」

☆「たとえば、さっき言ってたけど、1週間くらい携帯を置いとけとか。」

♧「いや、でも、携帯を使わないっていうのは、あくまで文明に頼らないってだけだから。既成概念を捨てるってなると、もっと根本的なところからいった方が良いかもしれないよ。無茶苦茶だけどね。」

☆「例えば?」

♧「みんなが当たり前のように認識しているものを違うものとして捉える…、…例えば、カラスは黒いけど、なんで『黒』という色は『黒』という名称なのかなって話とか。」

☆「それ、既成概念?」

♧「うん、だって、『黒』って決められた既成概念でしょ?…共通認識か。」

☆「そう。」

♧「まぁ、でも、捨てるもの良いかもしれないよ?『今日からこれは黒じゃなくて白だ』って言っても良いかっもしれないよ?」

☆「それは、ただの間違いだからな(笑)」

♧「うん、まぁ、だけど、そういうことよね。」

☆「それは、ただの共通認識の間違いじゃねーか(笑)」

♧「いやいや、間違いじゃないよ。……既成概念……既成概念……、もっとなんか良いのないかな?……哲学的なのじゃなくてもっと良いのないかね?」

☆「哲学的じゃないんだ…(笑)」

♧「哲学的じゃなくて…。」

☆「そもそも、哲学的だと思ってた?(笑)」

♧「いや、ほら、『りんごはなぜ赤いのか?』みたいになっちゃうからさ。だけど…。」

☆「それ(りんご)を、みんなが赤いって決めたからだよ。」

♧「いや、だから、それだと『みんなって誰だよ?』って話になるから。哲学的な話は止めて。…既成概念ね。何か良いものないかな?……うーん、時間軸も変えちゃうとめんどくさいしな。……じゃぁ、既成概念について考えておくわ、今度。」

☆「(笑)」

♧「うん、そうしよう。ちょっと良い既成概念が思いつかない。」

☆「(笑)」

♧「敗れそうなヤツ。」

☆「敗れそうな(笑)難しい問題が出てきましたね(笑)」

♧「難しくないはずだよ、たぶん。今、気が付いてないだけで。」

☆「だから、難しいんじゃん(笑)」

親や学校やテレビや、そういう周りから教えられた考え方や感じ方を、多くの人は正しいと誤解をしているのでないか?

と、☆と♧の話を聞いていて思った。

本来は人の考え方や感じ方に正しいも間違っているもなく、ただそこには認識と感性があるだけだ。

人間は社会生活を営む生物であるから、周りと仲良くやっていくための方法として、集団の中での考え方や一般的な感じ方を学ぶだけだ。

けれども、『なぜそういう考え方や感じ方を教わるのか』ということを自分で考えてみないと、集団生活の中でより良く生きるために教わった考え方や感じ方が、いつの間にかそれらを体現することが目的となってしまう。

そうなると、その考え方や感じ方を体現するためだけに生きることになるわけだから、当然に窮屈さや苦しさを感じることになる。

人には思考がある。

だから、一度、自分が『正しい』と信じるモノが、本当に自分の内側から湧き上がってきた自分本来の『正しい』という感覚なのかを、自分自身で考えてみることが必要なのだと思う。

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