【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書とは
心理学を学んで「人生はツライ」から卒業するためのWEB講座。全76話すべて無料公開。
認知の偏りや心の防衛機制、感情の役割、脳の機能、ホルモンの働き、思い込みの解除方法、目標設定など、人生を変えるために必要な心理学や脳科学の知識を掲載しています。
また、自分を知り、自分が心から望む未来を作るための心理ワーク全58個も無料公開。
各項目は【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書1の目次よりご覧いただけます。
※人生成功秘伝の書は、物語調で書かれています。そのため、言い回しが独特ですので、ご了承ください。詳しくは【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書1をご覧ください。
思考にも癖がある1「全か無か」
正しく考えられていますか?
そう尋ねられたら、其方は何と答えますか?
人の子には「考える」という優れた機能があります。人はその思考という力を育つ過程においてごく自然に身に付けます。
其方も自分が子供だった頃を思い出してください。誰かから「考える」ことを教わったでしょうか?恐らく教わった経験がある人の方が少ないでしょう。
確かに成長すれば、誰でもそれらしく「考える」ことができるようになります。けれども、その思考が必ずしも「正しい」とは限りません。ここでいう「正しい」とは「偏りがなく考えられている」という意味です。倫理や道徳、社会通念とは関係がないので誤解のないように。
人の子は自分が当たり前にできることを、改めて考えてみたり振り返ったりしない傾向があります。
例えば「歩く」という機能を考えてみましょう。身体的なハンディキャップを持つ人を除くと、おおよそ1歳くらいになれば、人は歩くことができるようになります。一部のアスリートや歩くことを仕事にしている人を除いては、「正しく歩く」方法を誰かから教わることは、ほとんどないでしょう。その結果、膝が外に開いたり腰を後ろへ沿ったりなど、関節に負荷かかる歩き方をして、腰痛になったり、膝を痛めたりしてしまう人が後を絶ちません。
「考える」機能=思考についても同じです。
自己流であるために思考に奇妙な癖が付き、その妙な思考の癖によって、人生が非現実的で破壊的になっていることも多いのです。
その奇妙な思考の癖をアメリカの精神科医アーロン・ベックは認知の歪みとして紹介しています。また、その弟子であるデビット・D・バーンズは、その著書『嫌な気分よ、さようなら』(星和書店,20130722)の中で、次の10種類を認知の歪みとして上げています。
全か無か思考
デビット・D・バーンズは、その著書『嫌な気分よ、さようなら』(星和書店,20130722)
一般化のしすぎ
心のフィルター
マイナス化思考
結論の飛躍
過大解釈と過小評価
感情的決めつけ
すべき思考
レッテル貼り
自己関連づけ
せっかくなのでそれぞれを簡単に説明しましょう。
全か無か思考
曖昧なことを認められず、全てを白か黒の二つに分けて考えようとする思考の癖です。
例えば、ダイエットのために甘味を我慢しているとしましょう。どうしても甘いものが食べたくて、小さな羊羹の一切れをつい食べてしまったとき、其方だったら自分のことをどう思いますか?
多くの人は「また、明日からダイエットをがんばろう」とか「甘いものが我慢できないくらいストレスが溜まっているのかもしれない。もしかしたら、ダイエットの計画に無理があるのだろうか?改善した方が良い点はどこだろうか?」と、多少落ち込むことがあっても、ダイエットを続けるためにどうしたら良いかを考えるでしょう。
しかし、この「全か無か」の思考が強い人は、一度でも甘味を食べてしまったら、今までの努力が全て水の泡になってしまったかのように考えてしまいます。その結果「自分はダメな人間だ」と落ち込んだり、「ダイエットなんてやめてしまえ!」とっ自棄になって暴飲暴食に走ったりします。
この考え方の背景にあるのは、すべてが思う通りにならないと気が済まないという完璧主義です。
現実生活では全てが完璧ということはごくごく稀で、不完全なことの方が圧倒的に多いはずです。
けれども、「全か無か」の考えが強い人は不完全さが受け入れられないのです。だから、完璧ではないもの全て✖を付けてしまいます。そうすると、人生で目にする事柄の大部は✖になります。その結果、「何をやっても全くうまくいかない」「自分の努力はいつも実らない」と、無能感や無力感に苛まれることになるのです。
例えば、Liberの〇などは、「全か無か」の思考が強いので、たまに☆に「ちょっとでもできたら、できたなんだよ!」と言われているのを見ます。先日も財産評価の仕事を〇がひとつ仕上げたわけですが、それでもアレは頑なに「財産評価はできません」と言っていました。きちんと顧客に納品もして、お代も頂戴しているにもかかわらずです。☆は呆れたように「本当にできたことを認めないよね(笑)」と言っていましたな。(〇と☆については中の人たち参照)
さて、この「全か無か」について、其方は自分やあるいは自分の周りの人で思い当たるところはありますか?
ワーク9 「全か無か」の思考について、あなたやあなたの周りの人に当てはまるところはあるでしょうか?自分の「全か無か」の思考に当てはまるエピソードや、そのエピソードを体験したときの気持ちを書き出してみましょう。
※ワークシートに質問の答えを記入してみましょう。ワークシートはお申込みフォームよりご連絡ください。メールマガジンまたはLINEからお越しの方は「秘伝の書のワークシート」とメッセージをお送りください。人生成功秘伝の書のワークシートのお申込みはこちら。