他者や自分を愛することが大事。
と言われる一方、甘やかしはダメだと言われることもある。
どちらも一理あるように感じるし…一体、何が正解なんだろう?
と途方に暮れた経験はありませんか?
そこで、今回は愛と甘やかしの違いについて考えてみようと思います。
愛と甘やかしの決定的な違い
愛と甘やかしは、どちらも相手に「何かをしてあげたい」という気持ちです。似ているように感じる二つの感情ですが、この二つには大きな違いがあります。
その違いは焦点です。
愛の焦点は相手、甘やかしの焦点は自分にあります。
愛の焦点は相手
愛は常に「相手にとって何が必要だろう?」と相手に焦点が当たっていることが特徴です。
だから、愛はときには優しく慰める行動で表現されることもあるし、ときには相手を諭すような厳しい言葉として表現されることもあります。
甘やかしの焦点は自分
甘やかしは常に「自分が嫌な思いをしたくない」と自分に焦点が当たっていることが特徴です。
だから、いつも相手の行動を先回りして世話を焼いたり、相手が良い気分になれるように何にでも「OK」と言ったりします。
愛と甘やかすの使い分け
相手に愛を向けるとき
相手に愛を向けるときは、相手の成長を願うとき。
もちろん、相手にとって必要なことを提供するためには、耳障りの良い言葉ばかりを話してはいられません。ときには厳しいことを言うことも必要になります。だから、自分自身も、相手に嫌われたり、感情的にもつれたりする覚悟が必要になります。
でも、自分が相手にどう思われても、相手の成長に必要なことを提供する、それが愛なのです。
相手を甘やかすとき
相手を甘やかすときは、相手がどうでもいいとき。
相手が堕落しても、わがまま放題になってもいいなら、相手の言うことに「ハイ、ハイ」と従ってあげたら良いのです。
その時の相手の気分さえ害さなければ良いので、多少の不快さはあっても、相手の未来を考える労力や、耳の痛いことを言って恨まれる覚悟もいりません。
ただ、自分が不快でなければ良いのです。
そして、それを甘やかしというのです。
おわりに
愛と甘やかすことは、似ているけれども、まったく違うものです。
愛することは相手の成長に繋がりますが、甘やかすことは相手の堕落に繋がります。
自分自身が相手とどういう関係を築きたいのかを考え、自分の態度を選んでいくことが大事なのでしょう。

