他人の気持ちがわからない人が世界を変える【DAY132】

※この歴史編纂はLiberという国を☆、♧、〇の3人で立ち上げてからの軌跡を記したものである。詳しくはLiber用語及び中の人たちを参照。

武勇で有名だったヤツは、単なるサイコパスだったかもしれない

 2023年3月某日、ユグドラシル開催。

 戦国時代の合戦をあなたは想像したことがあるだろうか?

 今の戦争とは違い、本当に人と人がリアルに殺し合うのだ。想像しただけで、あまりいい気分はしない。だから、普通の精神の持ち主であれば、とてもではないがまともではいられないだろうことは、想像に難くない。

 しかし、そんな中でも『英雄』と言われた人たちもいた。

 『英雄』といえば聞こえはいいが、要はそれだけ敵をせん滅したということだ。

 なぜ、彼らはそんなことができたのだろうか?それは…

☆「(歴史上の)合戦中だって、パニックだって、いっぱいいたと思う。まともに戦えない」

♧「もちろん、多かったでしょ」

〇「うん」

☆「いざ、(敵が)来た時には、作戦なんて取れないヤツ、いっぱいいただろうね」

♧「うん」

☆「ただ、それをしり目に、戦いを本気で楽しんでるヤツもいただろうし」

〇「ああ、サイコパスみたいな人もいただろうしね」

☆「うん」

♧「今でこそ、サイコパスって名前がついてるだけでさ」

☆「そういうのが、武勇伝的な感じになるんだろうな」

〇「たしかに」

☆「武勇で有名だったヤツは、単なるサイコパスだったかもしれない」

♧「ぶっ飛んで悪い奴だった」

☆「その可能性あるよ。果たして真実は。永遠の謎だ」

♧「確かめようがないからな」

☆「まだ明治くらいになるとさ、『人斬り○○』とか名前が付いてるヤツは言っちゃってるヤツだろうけど、それより前になるとわかんねぇ」

サイコパスは悪魔かそれとも革命家か

 サイコパスというと、どんな印象だろうか?

 良心がない、自己中心的など、あまりいいイメージは無いかもしれない。

 なぜ、彼らはそのような行動をとるのだろうか?

 その理由は、他者への共感能力が著しく低いからだと言われる。

 サイコパスではない「普通の」人たちは、他人がつらい目にあっていることを想像すると、自分も同じようにツライ気持ちになって痛みを感じる。だから、他人にもツライ思いをしてほしくなくて、他人の感情に配慮することが多くなる。

 しかし、サイコパスの人たちは、共感能力が低いため、「普通の」人のように他人の感情によって、自分が痛みを感じることがあまりない。そのため、他人の感情に左右されずに、物事を行うことができる。それが、「普通の」人には非人道的に映ることがあるのだろう。

 そんな風に聞くと、サイコパスという人たちにはデメリットしかないように思える。でも、本当にサイコパスの人たちにメリットはないのだろうか?

 答えはNOだ。

 他者の感情に左右されないというのは、実は大きなメリットになることもある。

 例えば、あなたが会社の経理部に勤めていたとしよう。

 先輩のベテラン経理職員が経費の集計を紙の集計表を使って、そろばんで行っていたらどうだろうか?

 表計算ソフトを使えば、計算間違いもないし、ずっと時間を短縮できるとわかっていても、もし、そのベテラン経理職員が、その紙での集計にプライドを持っていたら…

 どんなに無駄とわかっていても、相手が傷ついたり、むっとしたりすることを想像して、なかなか無駄だとしてきできないのではないだろうか?

 けれども、サイコパスの人は「それ、無駄ですよね。辞めましょう」と言うことができる。

 自分の仕事が「無駄」と言われたベテラン職員からしたら面白くないだろうが、会社からしたら業務の効率化が進むわけだ。結果としてどちらが会社にとって良いかと言えば、業務が効率化する方だ。

 このように感情に左右されずに行動できるというのは、サイコパスのメリットにもなり得る。

 実際、会社の経営者や弁護士など、人の感情や結果を優先させることが必要な場面が多い職種では、サイコパスの人が多いと言われている。それは、感情に左右されずに、結果のために最も効果的な行動が取れるからだ。

 つまり、サイコパスというと、冷たいなどのネガティブなイメージがあるかもしれないが、実は人間関係の問題で膠着した組織や大きな変化が必要な時代には、素晴らしいゲームチェンジャーになる可能性を秘めているのである。

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