【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書とは
心理学を学んで「人生はツライ」から卒業するためのWEB講座。全76話すべて無料公開。
認知の偏りや心の防衛機制、感情の役割、脳の機能、ホルモンの働き、思い込みの解除方法、目標設定など、人生を変えるために必要な心理学や脳科学の知識を掲載しています。
また、自分を知り、自分が心から望む未来を作るための心理ワーク全58個も無料公開。
各項目は【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書1の目次よりご覧いただけます。
※人生成功秘伝の書は、物語調で書かれています。そのため、言い回しが独特ですので、ご了承ください。詳しくは【人生を変える】心理学を学ぶための無料講座・人生成功秘伝の書1をご覧ください。
人生が変わるワーク①【自分を知る】
人は自分の思う通りに人生を創っているという話をしましたことを覚えていますか?(参考「人生は自分が創りたいように創っている」)
此方の話にここまで付き合ってくれるということは、其方は、今、自分の人生に満足していない部分があるのかもしれません。
でも、不思議に思いませんか?自分の思い通りの人生を創っているはずなのに、なぜ自分の人生に満足できないのでしょうか?
それは、自分がどんな人生を創ろうとしているのかを、其方が知らないからです。別の言い方をすると、自分が自分の人生全般にどんなイメージを持っているのかを、知らないからです。
人は自分の思っている通りの人生を歩みます。だから、自分の人生に、今、満足できないのだとしたら、もしかしたら、其方が持っている人生へのイメージが、其方が望む人生とは違うのかもしれません。
そこで、今回から7回に分けて、其方の人生全般に関するイメージを探っていこうと思います。
やり方はとても簡単です。
「自分は」「世界は」「人生は」「愛は」「時間は」「お金は」「力(権力)は」という7つのお題について、自分が思っていることを書き出すだけです。
今回はまず「自分は」というお題について、挑戦してみましょう。
最初に白紙の紙と筆記用具、タイマーを用意しいてください。サイズはA4以上のものが扱いやすいと思います。筆記用具は書きやすいものであれば、好きなものを使用して大丈夫です。タイマーはキッチンタイマーや携帯電話のアラーム機能などを使うと良いでしょう。
次に、15分間、「自分は」という書き出しで、紙に思い浮かんだ答えを、書き出していってください。
途中で筆が止まっても、15分経過するまでは、必死になって書くことを考えてください。このワークは「書くことがない」と思ってからが勝負です。できる限り絞り出して下さい。
逆に15分を過ぎても、まだまだ書きたいことがあるのなら、すべて書き終えるまでワークを続けてください。
書き終えたら、一旦、休憩を取ります。休憩は最低15分くらい取りましょう。休憩の間は、散歩に行ったり、体を動かしたり、静かに瞑想したりと、ワークのことはきれいさっぱり忘れてください。理想はひと晩寝てしまうことです。
休憩をとる理由は、休憩をすることで、脳がリラックス状態になり、新しい閃きが生まれるからです。
其方も経験がありませんか?どんなに考えても分からなかった問題の答えが、ぼーっとしていたり、寝ていたりするときに、突然、閃いたことが。だから、15分書き終わったら、必ず、いったん、休憩しましょう。
休憩を取ると、お題について、何か別のものが思いつくかもしれません。その場合は、紙に書き足してください。
次に、自分の書いたものを眺めてみてましょう。
其方は「自分」について、どんな考えや感情、感覚、イメージを持っていたでしょうか。
自分の書いたものを眺めてみて、思ったことや感じたことがあれば、余白にメモしてみましょう。
このワークの目的は、其方が各お題について、どんなイメージや信念、感覚を持っているかに、気がつくことです。
人生が上手くいかないと嘆く人は、人生について、自分がどんなイメージを持ち、どんな態度で臨んでいるのかに、気付いていないのです。気付いていないから、自分が常日頃とっている態度が、自分の人生にマイナスに作用していても、変えることもできません。その結果、「人生が思い通りにならない」と嘆くことになっているだけなのです。
しかし、ワークをすることで、自分の態度が自分の人生においてマイナスだと気が付けば、人は自分の行動を、自分の人生にプラスになるように、勝手に変えていきます。
人には快を求めるか、不快を避けるかという行動原理しかありません。それを考えれば、自分の人生に破壊的な結果をもたらす行動を、あえて選ぶ人はいないことは自明でしょう。
では、実際にワークを行ってみましょう。
ん?
書くことが思いつく気がしない?
それは、もしかしたら、脳の焦点がずれているのかもしれません。
人間の脳は、「ない」という欠乏にはとても敏感です。だから、すぐに「ない」を探そうとします。なぜなら、例えば食料や水、仲間などが欠乏すれば、自分の生存が危うくなるからです。
それに対して、「ある」ということは、生存への危機がありません。そのため、意識しなければ、脳は「ある」を探しません。だから、まずは、意識を変えるのです。書くことが「ない」のではなく、どんな書くことが「ある」だろうかと。
それでは、気を取り直して、15分、「自分は」というお題で書いてみましょう。
ワーク29 「自分は」
①「自分は」というお題のワークシートを出してください。
②タイマーを15分にセットします。
③タイマーのスタートを押して、「自分は」という書き出しで、思いつくままに書いてください。
例)自分は陽気だ
自分は社会人だ
自分は日本人だ
自分は精神的に弱い
自分は母親である
自分は情けない
自分は男だ
自分は頭が良い
自分は東京大学出身だ
自分は税理士だ
自分は自信がない
自分はケチだ
自分はもっと評価されるべきだ
自分は他人から好かれる
自分は動物が好き
など
※ワークシートに質問の答えを記入してみましょう。ワークシートはお申込みフォームよりご連絡ください。メールマガジンまたはLINEからお越しの方は「秘伝の書のワークシート」とメッセージをお送りください。人生成功秘伝の書のワークシートのお申込みはこちら。
15分、書き出してみて、いかがでしたか?
其方は「自分」に対して、どんな考えや感情、感覚、イメージを持ってたでしょうか。
また、今の現実を作っている其方の考えやイメージは、どんなものだったでしょうか?
なんとなく、自分が自分に抱いているイメージと、目の前の現実の繋がりが見えましたか?
もし、書いた内容と、自分の人生が繋がらない気がするなら、其方がワークシートに書き出したような言葉を口癖にしている人が、どんな人生を送っているか、想像してみましょう。
例えば、「自分は失敗ばかりしている」という言葉が口癖の人はどんな人生を送るでしょうか?
仕事もプライベートもなんとなくもうまくいかない、そんな毎日を過ごしているのではないでしょうか。
さて、紙に書き出した言葉を、もう一度、眺めてみましょう。きっと自分の人生との繋がりが見えてくるはずです
ん?
特に新しく気づくことなんてなかった?
それでも大丈夫です。
書き出したものが想像通りで、新たに気づくものがなかったとしても、今回のワークで、其方の中には、「自分とは?」という質問が入りました。
其方の脳が、これからその質問を考え続けます。そして、其方が納得する適切な答えを必ず導き出します。
脳は知らないということを嫌がる器官です。だから、一度、質問を投げかければ、答えが出るまで、自動的に考え続けます。だから、もし、今、自分が自分に抱いているイメージと、人生が上手くいかないことの関係がわからなかったとして、諦める必要はありません。必ず答えは出ますから。
さて、ここまで話を聴いてみて、どんな感想を持っていますか?
「書き出してみたけど、意味がない気がする」
「紙に書いたくらいで、人生が変わるなら、これまで苦労なんてしないよ」
そんな風に思ってますか?
そんな懸念を持っているとしたら、此方の説明不足でした。
ワークをやってみて変わらないとき、それは、言葉の意味だけを考えているときです。
人間には思考の他に感情と感覚があります。言葉は、思考に属するわけですが、その思考だけをいじっていても、人生は変わりません。大事なことは感情や感覚を変えていくことです。なぜなら、感情や感覚の方が、自分を動かす力が強いからです。
其方にも経験がありませんか?
健康診断でメタボリックシンドロームの予備軍と指摘されて、体重を落とさなくてはいけないとき、頭ではどんなに「夜中にラーメンを食べてはダメだ。明日の昼食に食べよう」と思っても、ラーメンを食べた時の何とも言えない高揚感や至福感に負けて、夜中にラーメンを食べてしまったことが。
だから、まずは自分が書いたものを眺めて、其方が何を感じているのかを、感じてみましょう。
それは、もしかしたら、悦びかもしれないし、悲しみかもしれない、怒りかもしれない、不安かもしれない、虚しさかもしれない、焦りかもしれない、惨めさかもしれない、身体が冷えていくような感覚かもしれない、血が身体を巡るような感覚かもしれない。
いずれの感情や感覚を感じるにしても、それを受け止めて、「ああ、自分はこう感じているのか」とその感情や感覚を受け止めてみてください。
受け止めることができると、感じていた感情や感覚が変化していくことに気が付くでしょう。その変化は、気持ちが軽くなったり、視界がすっきりしたり、喉のつかえが取れたり、肩の力が抜けたりと人それぞれです。
どのような変化を感じるにしろ、その感情や感覚の変化が、人生を変える一歩になることは間違いがありません。
思考が発達したおかげで、人の子の文明は大いに発展しました。
しかし、それ故に「感じる」ことを忘れてしまった人が多くなりました。
だから、自分の思いつくままに書き出しても、何も感じられない白紙のような、無機質な感覚を覚えることがあるかもしれません。その時は、目を閉じて、自分の書いたものに思いを馳せてみると良いでしょう。
恐らく、「感じる」ことを忘れてしまった人は、すぐには感情や感覚が出てこないかもしれません。
けれども、毎日、3分でも良いので、目を閉じ、静かに自分の感じていることに意識を向ける練習をしてみてください。きっと、眠っていた其方の瑞々しい感覚が蘇ることでしょう。