人生の目的はあるのか?
そんな風に思うことが、誰でも一度はあるでしょう。
実は人生の目的は誰でも持っています。
ただ、言葉にしないと自分で自覚することができません。
多くの人が「どうやって生きたら良いのかわからない」「自分のやりたいことがわかならい」と、人生の迷子になってしまうのは、せっかく持っている人生の目的を言葉にしていないからなのです。
そこで、この記事では人生の目的を持つことのメリットと見つけ方をご紹介します。
人生の目的とは何か
人生の目的とは自分の人生の最終的な理想形。
自分の人生がどうあったら自分が最も幸せに納得できるかを示したものです。
人生の目的がわかることのメリット
人生の目的がわかるとは、自分の人生のゴールが見えることです。そのゴールが見えると次の5つのメリットがあります。
人生に前向きになれる
人間の脳は「何のために」という目的に向けて鼓動するとき、ドーパミンという脳内物質が分泌されます。
ドーパミンは快楽を呼び起こす脳内物質と思われるかもしれませんが、実はモチベーションを上げる効果もあります。
そのため、人生に目的を持つと、脳内で放出されるドーパミンの影響で、人生へのモチベーションを取り戻すことができ、毎日を前向きに生きられるようになります。
行動できるようになる
人間が行動できない最大の理由は「何をやったら良いかわからない」ことです。
もし、「人生を変えるために何かしたい」「このままじゃダメな気がするから何かしたい」という思いがあっても、なかなか行動に移せないとしたら、それは自分が何をしたら良いかが、わかっていないからです。
でも、人生の目的があると、自分の人生の最終的な形がわかります。
最終的な形がわかれば、そこに行くために、どんなことが必要なのかも自然とわかるようになります。
例えば、旅行に行くとき、旅の目的地が決まっていなければ、何時間、考えてみても良いプランは思いつかないでしょう。
けれども、旅の目的地が決まれば、使う交通機関や日程が決まってきます。
人生もそれと同じです。
自分の人生のゴールである人生の目的がわかれば、自然と自分のやることがわかるし、行動もできるようにもなるのです。
上質な気づきが得られるようなる
人生の目的を見つけて、自分にとって最も良い人生の形がわかれば、誰でも自然に「どうやったら、その素晴らしい人生を実現できるだろうか?」と考えるようになります。
そうやって、常に意識を向けていると、人生がひっくり返るようなチャンスや、ゲームチェンジャーとなるような素晴らしい気付きを得やすくなります。
その理由は、脳にはRASという機能があるからです。このRASは脳が重要だと判断した情報を、生活の中で触れる膨大な情報の中からピックアップする機能です。
例えば、車が欲しいと思っていないときは、町中を歩いていても、特定の車に注意が向くことはないでしょう。
けれども、「白のワンボックスカーが欲しい」と思った瞬間、やたらと白のワンボックスカーが目に付くようになった、そんな経験はないでしょうか?
これは、ワンボックスカーの情報が大事だと脳が認識したため、それまで見かけても意識に上げなかったワンボックスカーの情報を、意識に上げ始めるために起こります。
人生の目的を持つと、その目的を達成するために、脳は勝手に情報を探して、意識に上げ始めます。
そのため、人生の目的が無かったころに比べて、自分の人生にプラスをもたらす上質な気づきを得やすくなるのです。
最短最速で自分の望む人生を生きられるようになる
他人の意見に流されてしまう。
他の人の顔色を見て、自分のやりたいことを諦めてしまう。
自分らしく自分の思う通りに生きたいと願っても、ついつい他人に合わせてしまって、自分のやりたいことができなくなる、そんなことはありませんか?
そうなってしまう理由は、自分が納得して行動を選択するための基準がないからです。
基準がないから、社会の常識や他人の意見に流されてしまうのです。
しかし、人生の目的を見つけると、そんな悩みは無くなります。
なぜなら、人生の目的は、この人生で自分が何を最も大切にしたら幸せになるかを示した基準だからです。
だから、人生の目的をわかっていれば、どんな場面でも人生の目的に沿った選択をすることで「これで良いんだ」と自分が納得して、人生を選んでいけるようになります。
自己肯定感が上がる
人生の目的があると、努力が苦にならなくなります。
なぜなら、努力の先に自分の理想の人生があるとわかっていると、その苦しみにさえ意味を見出すことができるからです。
人間は苦しいから努力ができないのではありません。意味を見いだせないから努力ができないのです。
例えば、高校球児を考えてみてください。
夏の炎天下でも冬の氷点下でも、彼らは外で練習をします。普通に考えたら苦しみ以外の何物でもありません。
けれども、彼らが練習を続けるのは何故でしょうか?
それは、その苦しい努力の先に甲子園という目指すモノがあると知っているからです。
だから、人生の目的という目指すモノがあると、それまで苦しくて諦めてしまっていた努力でさえできる自分になります。
苦しい努力でさえできるようになれば「自分にもできる」「自分はちゃんとにやってきた」と思えるようになります。
その結果、自然に自己肯定感も上がるのです。
人生の目的が見つからない理由
人生の目的が見つからない理由は簡単です。
それは、頭で考えているから。
人生の目的とは、自分が幸せを「感じられる」ことであり、人生に納得感を「感じられる」ことであり、そうなったら素晴らしいと「感じられる」ものです。
つまり、考えるものではなく、「感じるもの」なのです。
人生の目的が見つからないのは、かっこいい人生の目的がいいと他人と比べていたり、お金儲けに繋がることがいいと皮算用をしていたり、どこかに正解があるはずだと判断していたりするからです。
だから、人生の目的が見つからないときは、まずは頭で考えることを辞めてみましょう。
案外、すんなり見つかったりします。
人生の目的を見つける3つのステップ
人生の目的は次の3つのステップで見つけることができます。
- 自分の「快」を集める
- 「快」のエッセンスを抜き出す
- エッセンスを言葉にする
1 自分の「快」を集める
人生の目的は自分が「こういう世界に生きられたら最高だな」という、言ってみれば究極の自分の「快」の結晶です。
そのため、まずは自分が何に「快」を感じるのかを知る必要があります。
今まで生きてきた中で「楽しかったこと」「嬉しかったこと」「感動したこと」を紙に思いつくだけ書き出してみましょう。
2 「快」のエッセンスを抜き出す
自分の「快」を感じたエピソードが集まったら、そのエピソードの中に共通する自分が「快」を感じるポイントを抜き出して見ましょう。
例えば、「高校の野球の部活でチーム一丸となって試合に臨んだことに感動した」とか「会社で新規プロジェクトを任されて失敗しそうになりながら、上司や同僚の力を借りて成功させたことが嬉しかった」「友達がサプライズで誕生日パーティーを開いてくれたことに泣きそうになった」などが「快」のエピソードであれば、「他の人と一緒」「挑戦する」「絆」などが「快」のポイントになるでしょう。
3 エッセンスを言葉にする
エッセンスの順番を変えたり、言葉を補ったりしながら、自分にぴったりくることばにしましょう。
例えば、2で見つけた自分が「快」を感じるポイント=人生の目的のエッセンスであれば、「絆の大切さを伝えるため、他人と挑戦する楽しさを表現する」などとなるでしょう。
人生の目的は一度作ったら終わりではありません。
自分が成長すると変化していきます。
そのため、定期的に見直すと良いでしょう。さらに純度の高い力のある目的にブラッシュアップすることができます。
おわりに
人生の目的を持つメリットは、自己肯定感があがり、最短最速で自分の望む人生を生きられるようになることでした。
人生の目的を見つけるコツは、「こうすべき」「周りの人から変な目で見られるかも」など、頭で判断することを辞めることでした。
その上で、自分が「快」を感じるポイントを探っていくと、人生の目的を見つけることができます。
人生の目的というと、難しいことをしないと見つからないと思いがちですが、実は見つける方法は意外にシンプルです。
人生の目的があっても、人生の目的がなくても、生きてくことはできます。
けれども、もし、人生の目的を持つことができれば、ただ生きるだけの人生に、「自分はこのために生きている」という充実感をプラスすることができます。
もし、良ければ、ご紹介した方法に挑戦してみてください。
きっと、あなたらしい人生の目的が見つかるはずです。



