原始時代の話と思いきや本能の話へ【DAY20】

※この歴史編纂はLiberという国を☆、♧、〇の3人で立ち上げてからの軌跡を記したものである。詳しくはLiber用語及び中の人たちを参照。

2021年5月某日、国家戦略会議「ユグドラシル」開催。

話題は原始時代に続くと思いきや、動物の話へ。

☆「動物はどうなんだろう?」

♧「動物に関してはわかんない。動物が思考を持ってるかどうか、わかんないんだもん、俺には。」

☆「ねぇ、俺もわかんない。」

♧「なんか、ほら、イルカの知能が高いとか、よく言うじゃん?」

☆「それは知能でしょ?」

♧「でも、知能がないと、思考しているかどうか、わからないでしょ?」

☆「うん。」

♧「考えて行動する、まぁね、ほら、よく光を見たら飛び込んでくる鳥とかもそうだけどさ、あれは考えてないと考えたら…。」

☆「本能。」

♧「本能、本能ね。でも、人間も本能のままに生きてたら…、でも、そうか、人間は本能を抑圧することで種の繁栄をとった生き物だから、しょうがないのか。」

☆「うん。」

♧「こんなに種を増やしてどうするつもりだったんだろうね?…って言っても、俺も人間なんだけどさ。」

☆「それは、でも、生きてるものの…。」

♧「生存本能ってこと?」

☆「そうそうそう。」

♧「生存本能って種の保存でしょ?」

☆「うん。」

♧「でも、種の保存って、なんで、もともとあるのかな?よくわかんないよね。」

☆「そこに思考が入ったから、こんなことになったんでしょ?」

♧「でも、例えばね、地球の中で、自分が唯一無二の一種類しかいない種だとしたら、繁殖しようとは思わなくない?」

☆「どうなんでしょ?」

♧「俺はわからないけど。…俺は『(唯一無二の存在になったら)唯一無二の存在、キター!』ってなって、終わると思うんだけどさ。」

☆「どうなんでしょ?」

♧「唯一無二の存在になったことがないから、わからないな。」

☆「そこで本能が消えるかどうかの話でしょ?」

♧「本能か。でも、本能なんて、今、ほとんど生きてないからな。」

☆「繁殖したいと思って、繁殖してないよね。」

♧「まぁな。」

☆「だから、本能なんでしょ。」

♧「食うのと、寝るのと、一緒か。」

☆「うん。」

♧「腹減ったらか食うし、眠いから寝るし…。そうだな。でも、本能って薄れてきてる人間多いよね?」

☆「いや、むしろ思考がそれを邪魔するんじゃない?」

♧「考えることで、逆に本能を抑圧できるってことだよね?」

☆「そ。」

♧「あ、そっか。」

☆「だから、知恵を持ってしまったからだよ。」


種の保存を行おうとするのは理由、それは本能というより、今までの歴史の結果のような気もする。

種の保存を行わない種は現在まで生き延びない、結果としてDNAの中に、種の保存という機能が組み込まれた種だけが現在に残っている、よって、種の保存が生物の根源的な存在理由のように見えている

そんな見方もできるのではないかと、ふと二人の話を聞いていて思った。

もっともDNAに組み込まれた機能を本能というのであれば、それは本能なのかもしれないが。

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