※この歴史編纂はLiberという国を☆、♧、〇の3人で立ち上げてからの軌跡を記したものである。詳しくはLiber用語及び中の人たちを参照。
2021年5月某日、国家戦略会議「ユグドラシル」開催。
話題は不老不死から、『自分が死んだ後も、無限に金を稼げるシステムを、もし持っていたとしたら…』という話題へ。
♧「もう一つ、最初の話に戻るけど『全自動資本主義』っていう話があるから、見た方が良いぞ。」
☆「『全自動資本主義』…。」
♧「あれもめちゃくちゃな話だけど、ありえる話だから、見た方が良い。」
☆「でも、資本主義は、捨ててないんだな。」
♧「なんていうか、投資というか、自動的にお金を稼ぐ仕組みを開発した男の成れの果ての悲しい話なんだけど。結論を言っちゃえばね。」
☆「悲しいんだ。」
♧「何もしなくても無限にお金を稼いでいく方法を開発したんだそいつ(主人公)がね、夢のような話だよ。今のとこね。だけど、本人は死んじゃうんだよ。本人は死んでてお金を使えないけど、お金は延々に稼ぎ続けるっていう哀れな話なんだよ。」
☆「それ、哀れなの?」
♧「哀れじゃない?本人は死んでて、お金なんて1円も使えないし、稼ぐ必要もないのに、延々とお金は稼いでくれるわけよ、そのシステムが。」
☆「それこそ、既成概念だよ。」
♧「だから、今後、そういうこともあるぜ。」
☆「それはさ、俺に言わせればさ、そいつがさ、足りないんだよ。」
♧「何が?」
☆「プログラムが。」
♧「何のプログラムだよ?」
☆「『使う』ってプログラムを入れなかったことが。」
♧「いや、違うんだよ。『お金を稼ぐ』っていうことに、特化しちゃうんだよ、人は。」
☆「(お金を稼ぐってことに特化)しちゃったからだろ?」
♧「うん。」
☆「足りない。」
金は生きた使い方をしないと意味がない。
そんな風に言われる。
確かに金をいくら持っていても、貯めてあるだけでは、いざいうときの保険くらいにしかならない。
もし、「何かあったときのために」とせっせと金を稼いで、貯めて、自分がその金を使うことなく死ぬとしたら…。
果たして、死ぬ瞬間に、その人は何を思うのだろうか。
金を稼いで貯めるだけの人生で、それでも「よく生きた」「幸せだった」と思うのだろうか。





