自分の会社の実力
事業を成功させた経営者は、独自の視点や哲学を持っています。ここでは、そんな経営者から学んだ経営の知恵をお伝えしようと思います。
卸売りと小売りで一時代を築いた経営者の方は次のようにおっしゃっていました。
これ(決算書)が今のうちの実力だから、しかたないね。
私たち一般人は、何か嫌なことや、うまくいかないことがあると、ついつい「今回はたまたま運が悪かっただけだ」とか「あの時の失敗がなければ」と事実を見ることから逃げてしまいます。
けれども、事業を成功させた経営者は、事実から目をそらすことをしません。むしろ、積極的に事実は何かを確かめにいこうとします。なぜなら、事実から目をさらしていては、うまくいかなかったことの原因究明ができないことを、良く知っているからです。そして、原因究明ができなければ、改善策をとることもできず、ゆくゆくは事業が行き詰まることを、実感しているからです。
では、そんな彼らは何を参考に事実を確認するのでしょうか?
それは、決算書です。
決算書からは、会社に財産や債務がどのくらい残っているのか、収益力がどの程度あるのかといった、経営に必要な情報を、数字として読み取ることができます。経営者はその数字をもとに、事業の改善策を考えたり、今後の事業の方向性などを決定したりしているのです。
とはいえ、決算書というと、数字の羅列ばかりで、初心者にはハードルが高いんだよな…、と思う人もいるかもしれません。
そんな人は、まずは決算書の項目ではなはなく、まずは大きな構造から抑えると良いと思います。例えば、貸借対照表には会社の財産と債務の金額が書かれているとか、損益計算書を見ると利益がわかるとか。
大切なことは、常に会社の現状を把握し、そこから改善点を考えていく、ということです。現状の把握と目標の両輪があって、会社の健全な存続が可能になるのです。
今日の学びは、会社経営は現状から考える!でした。
決算書の読み方がわからない方には会社経営秘伝の書がおすすめです。→会社経営秘伝の書の①から読む。





