同種殺し【DAY29】

※この歴史編纂はLiberという国を☆、♧、〇の3人で立ち上げてからの軌跡を記したものである。詳しくはLiber用語及び中の人たちを参照。

2021年5月某日、国家戦略会議「ユグドラシル」開催。

動物の世界でも、同種殺しはある。そんな話題へ。

♧「幸いにね、人間がね、人間を殺して食わなければならない世界じゃなくて良かったけど。」

☆「…という風に生きている人、いるの?」

♧「んん”?どういうこと?…『人間が人間を(食料にする)』って話?仏教の話?」

☆「同種が同種。」

♧「…ああ、同種同士でってこと?探してみないとわかなんいな。」

☆「つまり、共食い?」

♧「あのね、食うためじゃなければある。」

☆「あんの?何?それ?間引き?」

♧「間引きじゃないけど、なんで人間がこんなに栄えたかっていう根本的な話に戻るけど良い?」

☆「え?その前に、あの、そういうヤツがいるの?って。」

♧「いますよ、いっぱい、いますよ。」

☆「何者?」

♧「いっぱいいるっていうか、何者っていうか、これ有名な話っていうか、人間ってさ、発情期がないじゃん?」

☆「発情期?」

♧「人間って発情期ないじゃん?動物って、発情期、あるでしょ?」

☆「発情期、発情期、…、発情期がないんじゃなくて、年中、発情期、なんじゃなくて?」

♧「そう、それ、正しい。解釈ではね。人間って、発情期がないから、種が増えたんだよ。」

☆「だから、年中、発情期だからでしょ?」

♧「なんでかっていうと、サルとかゴリラとか、人間に近いって言われてるヤツって、ボス猿がいるんじゃん?ボス猿が変わるときって、外から雄猿がきて、乗っ取られるわけじゃん?」

☆「殺してないよね?」

♧「殺してる。結局、追い出してるけど。」

☆「やっつけてるだけだよね?」

♧「いや、結局、そのあと、何が起きるかっていうと。」

☆「食うの?」

♧「いや、元居たボス猿の子供とかって、全部、殺されるんだよ。」

☆「ほんとに!?」

以前に読んだ本に、「火事があって子供が家の中に取り残されたとき、家の中に飛び込んで子供を助けようとするのは人間の親だけだ。動物の親は迷わず逃げるんだよ。なぜなら、自分が生き残って、もう一度、子供を作ったほうが、生きているかわからない子供を探すより、種の生存確率が上がるから。」そんな下りがあったのを思い出した。

私は動物と話ができないから、彼らがどんな思考や感情を持っているのかはわからないが、仮に一般的に言われているように、単純な感情と本能で生きているのだとしたら、本能に近い分、「『自分の』の子孫を残すため」という行動原理は、人間より強く働くのかもしれない。

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