変態として世界を革新するか、一般人として世界を維持するか【DAY105】

※この歴史編纂はLiberという国を☆、♧、〇の3人で立ち上げてからの軌跡を記したものである。詳しくはLiber用語及び中の人たちを参照。

2021年11月某日 国家戦略会議ユグドラシル開催。

話題は☆のお気に入りの楽曲「僕の生きがい」(ヘッドフォンの中の世界)から秋元康氏の話題へ。

変体だから話題になる

☆「最近、めっちゃ(秋元康氏は)ドラマやってるよね」

♧「もともとそっちじゃなかったっけ?」

☆「プロデューサーだからね」

♧「ま、だな」

☆「…なに、やっぱりアイツ(秋元氏)って変態なんだ」

♧「変態っていうか、ま、ビジネスモデルが上手いのかもしれないよ。ま、変態は変態か」

☆「変態だから、こう、話題になっちゃうんだよ」

♧「変態っていうか、だから、話題作りが上手いんだよ。本当の変態は変態だからな」

☆「あ、お前(♧)のことか(笑)」

♧「俺は変態じゃないよ。せいぜい変人止まりだよ」

☆「(笑)俺は?」

♧「お前は変人どまりだからダメ」

☆「良かった」

♧「良かったでどういうことだよ(笑)」

☆「(笑)秋元(氏)は?」

♧「あれ(秋元氏)は変態でも良いけど、相当、計算していると思うよ」

☆「変人でも変態でもない?」

♧「どちらかというと、なんだろうね、上手いんだろうね、話題作りとか。頭が良いんじゃない?やっぱり」

☆「なるほど」

♧「資本主義においてはだけどね」

☆「資本主義においては?」

♧「お金を稼ぐにあたって、話題作りって、すげぇ大事なことだから。人がおもしろいと思わないといけないから。おもしろいことにはお金払う人が多いでしょ?」

☆「うん」

♧「だから、ビジネスが上手いんだよ、資本主義においてはね」

☆「資本主義じゃなかったら?」

♧「資本主義じゃなかったら、話題作ったところでお金にならないから」

☆「資本主義じゃなかったら役に立たない?」

♧「役に立たないわけじゃないよ。ただ、本人がビジネスと結び付けた面白いことを提案するのがうまいのか、単純にそういうこと(ビジネス)を置いておいて話題作りが好きなのかで話が変わってくるでしょ」

☆「…何かしら、結局、こいつ(秋元氏)はやらかす」

♧「まぁ、だろうね。まぁ、人となりを知らないから、なんとも言えないけど」

☆「たまたま資本主義だったからこの分野(プロデューサー)だっただけで」

♧「逆にってこと?」

☆「うん。違った世界だったら、違った結果を残すんだろうなって」

 変態とは他者と違った感覚を持つからこそ、社会に価値を生み出す

 変態というとネガティブな印象を持つ人も多いかもしれないが、変態とは言ってみれば他者とは違った感覚を持つ人のことをいう。変態という言葉が悪ければ、鬼才と称しても良いだろう。

 そういう変態あるいは鬼才と言われる人は、一般人とは違った感覚を持つために、彼らの生み出すものは普通の人には珍しく刺激のあるものに映る。

 そして、その革新的なアイディアや行動に一般的な人々が惹きけられることで、既存の社会の価値観が変わり、社会が変わっていく。

 アップルの創業者として有名なスティーブ・ジョブズ氏が、風呂に入らず悪臭をまき散らしていたため、ひとりで作業する夜勤に移動させられたなどの逸話がある程度には、変態だっというのは有名な話だ。

 一般的な「社会人」という基準で見ると、彼のような変態と言われる人たちは落第かもしれない。しかし、それと引き換えに創造しうる価値と、その価値によって社会に与えるインパクトは、一般人のそれの比ではないことは明らかだろう。

 とはいえ、一般的な感覚を持った人が劣っているかというと、そういうわけではない。一般的な感覚を持って、他の人々とともに協調して世界を回していくこことも、革新を生み出すことと同じくらい価値のあることなのだ。

 大事なことは、自分の感覚を認め、それと同じように他者の感覚も認めること、そして、自分がどの感覚を選ぶかということだ。変態としての感覚を120%発揮して生きても良いし、その感覚を抑えて一般人として粛々と生きても良い。

 どちらか一方に固執することなく、全ての人がその時々で自分の居心地の良い感覚を、また必要とする感覚を選べることが何より大切なのだ。

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