※この歴史編纂はLiberという国を☆、♧、〇の3人で立ち上げてからの軌跡を記したものである。詳しくはLiber用語及び中の人たちを参照。
食事以外の快楽を覚えさせるだけ、例えばね
2021年11月某日、国家戦略会議ユグドラシル開催。
「欲求は抑えられるのか?」という☆の疑問から、脳を理解すればダイエットは可能という話へ。
♧「たぶん、☆の脳みそは、自分の欲求に支配されない神経系になってるんだよ」
☆「(笑)」
♧「たぶん、そうだと思うよ。(脳は)使い方だから」
☆「なるほど。つまりは、(僕の欲求は)僕のコントロール下にない」
♧「だから、欲求が生まれた瞬間に、もうそれ(欲求)をしなければいけないっていう判断しか下されない」
☆「それ(欲求)に従えって」
♧「その(欲求に従えという)判断を下したことで自分に返ってくる恩恵が自分にある、っていう学習をしたってことだよ、脳が」
☆「そういうことだな」
♧「欲求中毒…?欲求は中毒とはいわないか…」
☆「欲求中毒?」
♧「いや、一瞬思ったんだけど、欲求は中毒って言わないかって(思って)。必ずトリガーがあるって話だもんね、脳には」
☆「ある」
♧「そのトリガーが人によって、ホント、千差万別だけど」
☆「あるじゃん、スイッチ。…スイッチを入れられちゃったらさ、もうどうにもならないの?」
♧「うん、そうそう。それが中毒の話になるけど。…そりゃそうだよね。脳は自分で快楽物質を出しているわけだから。心地いいとか、快楽を得るために、自分の身体を全力で動かそうとさせるわけだから」
☆「それ別の言い方をすると防衛本能」
♧「防衛本能?…うーん…?」
☆「自分を守るために必要だから」
♧「守る…まぁ、そうだね、守るっていうか…」
☆「それを無くしちゃったら崩壊しちゃうんだよ」
♧「うん。ああ、脳の防衛本能ね」
☆「そうそうそう」
♧「でも、きっかけって人によって、人によって全然違うからさ。必ず学習じゃないけど、同じことを繰り返すと必ず何かの中毒になるはずだから」
☆「ってことはさ、それを見ていけば、人をコントロールできるってことじゃん」
♧「できると思うよ。より(コントロール)しやすくなると思うよ」
☆「ね」
♧「ああ」
☆「スイッチを見つければ良いのか」
♧「うん、まぁ、癖みたなもんだけど…そう考えると、人間って中毒でしか生きてないんだな…」
☆「だな。俺はコーラ中毒っていうのかな?」
♧「ああ、それは、もう決まってるんだろうね、脳のトリガーが」
☆「コーラ飲むとやる気が出る」
♧「うん、だから、コーラを飲むとやる気が出るっていうのを、反復して脳が覚えちゃったんでしょ。根拠はないけど」
☆「だって、完全なる快楽物質だもん」
♧「だから、脳がそうやって勉強しちゃったんだよ。脳が勉強しちゃったから、そういう風なシステムになっちゃってるんだよ」
☆「でもさ、そう考えるとさ、変えられるね」
♧「うん、変えられるよ、簡単に」
☆「そう!簡単に」
♧「結局、一番、抗わなければいけないところは、脳がそういうシステムになってるから、こういうことをすると、脳でどういうことが起きるかを、自分ではっきり意識することなんだよね」
☆「な!」
♧「そうしたら変えられると思うよ」
☆「だから、コーラより良い物を、(自分の脳に)憶えさせればいい」
♧「それによって自分も良いと思わないとダメだよ」
☆「そういうもの(コーラより良いと思えるもの)を見つければ良い」
♧「うん、そうすれば、気が付かないうちに、コーラ中毒からおさまって、その代替品に…代替品になっても、代替品の中毒になるから一緒なんだけどさ」
☆「(笑)でも、その代替品がさ、コーラよりさ、メリットがあれば良いじゃん」
♧「そうそう」
☆「デメリットが減ってさ。ね!つまり、ダイエットも簡単じゃん」
♧「ダイエット?」
☆「運動する快楽を覚えさせるだけ、例えばね」
♧「うん」
☆「食べることの快楽を覚えちゃってるから、そうなっちゃって(ダイエットが必要な状態になって)るんだろ?」
♧「一度、覚えてしまった、その快楽っていうか、中毒に近い快楽ってさ、辞めようとすると、全力で脳が抵抗してくるからさ」
☆「な!」
♧「ありとあらゆる方法で『いや(中毒になっている行動を)やった方が良いよ』って(脳が)言ってくるわけじゃん」
☆「そうそう」
♧「だから、ちゃんと自分で意識して、『ああ、これは脳が、今、(中毒になっているこの行動を辞めさせないように)頑張ってるな。(でも)俺は(中毒になっている行為を)やらないよ』って、いう意識を外から持ってこれないと(難しいよね)」
☆「なるべく(脳に)抵抗をさせない方法で」
♧「抵抗をさせない方法、うーん…」
☆「例えば、食うのを辞めさせるんじゃなくて、食うのは食って良いから」
♧「うん」
☆「こっち(中毒になっているもの以外のもの)も(やる)っていう」
♧「そうそうそう」
☆「(脳の)抵抗値を上げないように」
♧「うん」
☆「もっと快楽を得られるように、方向性を持っていく」
♧「うん、それが一番、良いよね」
☆「ね。だから、酒中毒だったら、酒を飲むことを辞めるっていうんじゃなくて」
♧「うん」
☆「酒飲んで良いからっていう(状態の)中で減らしていく方法を考える」
♧「そう、だから、あれよね、タバコを辞めるときと、一緒よね。もう絶対に(タバコを)吸っちゃいけないっていうんじゃなくて、いつでも吸えるけど、まぁ、いっか、タバコ辞めるかって方が、禁煙がうまくいくのと同じよね」
☆「そうそう」
ダイエットをするときに、一番やってはいけないこと
ダイエットをするときに、一番やってはいけないことは、自分の意思の力を過信することだ。
多くの人は今日からダイエットすると決めて、極端に食事量を減らしたり、運動量を増やしたりする。
最初はやる気があるから、できそうな気がしてしまうのだ。そして、決意が固ければ、なんとかなると幻想を抱くのだ。
しかし、これは、必ず失敗する。
なぜなら、人間には恒常性維持機能(ホメオスタシス)があるからだ。
恒常性維持機能は心身の状態を一定に保つ働きをしている。
そのため、心身に急激な変化が起こると、元の状態に戻そうとする。これが♧の言うところの脳の抵抗である。
恒常性維持機能は、自分の生存を守るための防衛本能であるから、意思の力でどうにかできるものではない。(恒常性維持機能については『変わることは不快・ホメオスタシスとは~人生成功秘伝の書35~』を参照)
もちろん、♧の言うように、恒常性維持機能が働いたときに、
「ああ、コレは、今、脳が自分の状態を元に戻そうと、頑張っているんだるんな」
と認識することで、自分の欲求をコントロールすることはできる。
しかし、認識することで自分をコントロールすることには、実は落とし穴もある。
「自分は、今、欲求を持っていて、自分の脳がその欲求を行えと指令を出している」と、自分で自分の状態を客観的に認識できるのは、脳の前頭前野の働きによるが、この前頭前野には一つの弱点があるのだ。
それは、ストレスがかかり続けると、前頭前野の働きが阻害されるということだ。
だから「食べたいものを我慢する」というストレスが大きすぎると、前頭前野の働きが低下してしまうのだ。
前頭前野の働きが低下すると「自分の脳がダイエットに抵抗しいてる」と認識しても、「食べたい」という欲求を抑えられなくなる。
そのため、衝動のままにドカ食いに走ってしまったりする。
そうなると、ダイエットができない自分を責めたり、自分は意思が弱いと落ち込んだりする。
そして、さらに「自分はダメだ」というストレスを抱え込んで、前頭前野の働きが低下するという負のスパイラルに陥る。
結果として、さらにダイエットが遠のくことになる。
ダイエットに必要なのは食べる以上の快楽
ダイエットをするときに必要なことは、快楽の付け替えだ。
ダイエットができない要因の一つは、☆が言うように、食事をすることに快楽を覚えていることだ。
そのため、お腹が空いていなくても、快楽が欲しくて食事をしてしまう。そして、摂取カロリーが過剰となって、体重過多となってしまうのだ。
しかし、食べること以上の快楽を見つけられれば、食事量を減らすことができる。
人間の行動原理は、快を求めるか、不快を避けるかの二択しかない。
だから、食事をするより大きな快楽があれば、自然とより大きな快楽を欲して行動するようになるからだ。
例えば、女性は恋をすると痩せると言われることがある。それは食事をする快楽より、恋愛をするという快楽の方が大きいため、食事に興味がなくなるからだ。
だから、ダイエットをするためには、例えば食事量の管理方法や効率的な運動方法など、具体的な方法を考えるよりも、食事以上の快楽を得られるものを探す方が手っ取り早いのだ。
例えば、私はモンスターハンターで3キロ痩せたことがある。理由は大したことではない。ゲームに熱中するあまり、食事をしなかったのだ。健康的な方法とは言えないが、苦痛はまったくなかった。
もし、あなたがダイエットが成功できなくて悩んでいるとしたら、食事制限や運動などの具体的な方法ばかりを考えているのかもしれない。
考え方をちょっと変えて、自分が食事以外で熱中できるものを探してみたらどうだろう?意外なダイエット方法が見つかるかもしれない。





