セルフコントロールは簡単?【DAY120】

※この歴史編纂はLiberという国を☆、♧、〇の3人で立ち上げてからの軌跡を記したものである。詳しくはLiber用語及び中の人たちを参照。

欲求は理解すれば、コントロールがしやすい

2021年11月某日、国家戦略会議ユグドラシル開催。

♧が中毒に関する本を読んでから、脳の機能が面白いという話へ。

♧「脳みそってどういうものなのかなっていうのを、漠然とじゃなく、システムっぽく理解してくると、考え方とか、行動とかも変わるんだなってのが、おもしろくてさ」

☆「何が変わったの?具体的に」

♧「何が変わったかな?えーっとね、強いて言えば、欲求に対して強くなるよ。欲求を抑え込むっていうか、自分をコントロールするの」

☆「うん」

♧「欲求ってさ15分しか持たなくてさ」

☆「ふーん」

♧「タバコ吸いたいなとか、簡単なやつよ」

☆「うん」

♧「脳が今、ああしろ、こうしろって頑張ってんだなって、理解して欲求を見ると、コントロールがしやすい」

☆「ふーん」

セルフコントロールと脳みそ

 セルフコントロールという言葉がある。不適切と判断した情動や欲望(欲求)などを意思の力で制御することを意味する。

 このセルフコントロールが必要となる理由は、日常生活の中で、自らの意思と欲望(欲求)が相反するときがあるからだ。

 例えば、ダイエットのために糖質を制限しているけれども、「ラーメンを食べたい」という猛烈な衝動を感じたときなどだ。

 日本では自分の情動や欲望(欲求)をコントロールするには、意思の力を頼みにすることが多かった。いわゆる、根性である。

 もちろん、この根性もセルフコントロールには大事な要素である。

 しかし、根性で欲望(欲求)を無理に抑え込むことには限界がある。

 なぜなら、欲望(欲求)を抑え込んでいると、ストレスが身体にかかるからだ。

 ストレスがかかっている間は、体内ではコルチゾールやアドレナリンといったストレスホルモンが生成される。ストレスホルモンは、飢餓や外敵に襲われたときの緊急避難用のホルモンである。だから、短期間の分泌量が増える分には問題がない。

 しかし、長期間、分泌量が多い状態が続くと、身体面では基礎代謝の低下を招いたり、心理面ではイライラしたりといった問題を引き起こす。

 その結果、体調が悪くなったり、精神的に追い詰められたりして、セルフコントロールどころではなくなる、なんてことも。

 では、ストレスを減らしながら、セルフコントロールするにはどうすれば良いだろうか?

 それは、脳みその働きを知ることだ。

 例えば、やみくもに食欲を我慢しようとするとストレスがたまる。でも「ダイエットをして水着を着る」という目的があれば、食欲を我慢してもストレスに感じない。むしろ「今、食欲を我慢することで、憧れの水着が着られるなら…」とわくわくしたりさえする。

 その理由は、脳には報酬系という回路があり、この回路から放出されるドーパミンは、やる気や快楽を感じさせる効果があるからだ。ドーパミンは、目的に向けて行動しているときに放出される。だから、「水着を着るために」と目的を設定すると、「食欲を我慢する」という行動は変わらなくても、ストレスを減らすことができるのだ。

 最近では、脳の仕組みを語る本も、たくさん出版されているので、それらの本を読んで自分で実験してみると良いだろう。根性だけで自分を管理するよりは、楽に自分を管理できるはずだ。

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