カウンセリングに875,000円払っても効果がなかった話4

→カウンセリングに875,000円払っても効果がなかった話(Ep0-3)から読む

カウンセリングなんて効果がない!?

 さて、前回は、感情を閉じ込めてしまう人が、日常的によくやってしまう行動と、なぜそんな行動をとるのか、というお話をしました。今回は、そんな風に感情を閉じ込める癖がついてしまった人は、その癖を辞めるためにはどうしたら良いのか、そんなお話をしたいと思います。

感情を閉じ込めてしまった人はどうしたらいいのか

 感情を閉じ込めて生きてきてしまった人は、どうやったら自分の感情を感じられるようになるのでしょうか?

 その方法には次の二つがあります。

  1. 感情に対する正しい対処方法を身に付ける
  2. 自分が安心して話せる場所や人を見つける

感情に対する正しい対処方法を身に付ける

 普通に生きてくると感情の対処の仕方というのは、誰にも教わることがありません。そのため多くの人は、感情に対する間違った対処をしています。

 例えば、あなたは、不安や恐怖などのネガティブな感情は消さなければならない、と思っていたりしませんか?

 実はこれは感情に対する対処としては間違った方法なのです。

 感情の正しい扱い方は、受け入れることです。

 感情は本来、長く感じ続けるものではありません。通常、きちんと感情を受け止めることができれば、90秒程度で消えると言われています。それは、喜びや幸福感と言ったポジティブな感情でも、不安や恐怖といったネガティブな感情でも同じです。 だから、何か感情を感じた時には

「ああそうか。自分にはそんな感情があるんだな。」
「自分は今、そんな感情を感じているんだな。」

と受け入れてしまえば、自然と消えていくものです。そして、それが正しい感情の扱い方なのです。

自分が安心して話せる人を見つける

 感情を閉じ込めるようになる理由は、端的に言ってしまえば、自分の感情を表現することが怖いからです。

「こんなことを言ったら怒られるかもしれない。」
「変な奴だと笑われるかもしれない。」
 
 そんな恐怖や不安があるから、感情を表現することにブレーキがかかるのです。だから、安心して自分のことを話せる相手を見つけるだけで、感情を感じることができるようになります。

 ただ、この方法を実行するときは、ひとつ注意することがあります。

 それは、あなたの話をきちんと受け止めてくれる人を選ぶ、ということです。

 あなたの話を受け止めてくれる人というのは、あなたの話を最後まで聴いてくれて、あなたが沈黙したときにも、あなたが話し出すまで待ってくれる人です。親や友達など、日常の付き合いの度合いで、話を聴いてくれる人を選んではいけません。

 なぜなら「他人の話を聴く」というのも、一つの技術だからです。「他人の話を聴く」ためには、話し手が何を言っても受け止める精神的な安定や、話を聴き続ける忍耐などが必要だからです。そういう専門的な技術を自然と身に付けている人も世の中にはいます。けれども、全ての人が他人の話を聴く技術を持っているわけではありません。

 あなたも話をしていて「この人本当に他人の話を聴かないな」と思うような人に出会ったことが、1度や2度くらいありませんか?

 だから、自分の感情を語るには、きちんとした人選が必要なのです。

おわりに

 現代では、思考を使って生活することが多いため、ついつい感情や感覚を置き去りにしてしまうことがあります。

 けれども、人間は、思考、感情・感覚、身体の3つで構成されているため、その三つを正しく使うことが人生を思い通りに生きる方法です。今回は、感情を閉じ込めていると人生がうまくいかないことや、自分の感情を受け止めるにいはどうしたら良いか、そんなお話をしました。 

 感情や感覚について、もっと詳しく知りたい方は、ぜひ人生成功の秘伝の続きを読んでみてくださいね。きっと目の前の現実を変えるヒントが見つかると思います。